2001年12月01日(土) |
あれは寒い寒い大雪の日のことでした…(゚-゚) |
ご誕生しましたなあ、内親王殿下。おめでとうござんす。
ども、うづきです。
安産だったのかなあ? 入院のニュースの時、ちゃんと皇室スマイルしていたものね、雅子様。 それから結構早かったような…。 なんにしても無事産まれてよかったね。 うん、よかったよかった。
TVで皇后様のコメントに「いい赤ちゃん」という発言が流れると、 父がぼそっと「産まれたての赤ん坊なんてかわいかねぇよ」と言った。 父は赤ん坊や子供が嫌いなわけではない。 が、そう思うのはもしかしたら私のせいかもしれないと、私が生まれたときの 話を母から聞いて以来思っている。
あれ○年前、寒い冬の日のことだった。 その日は4年ぶりに東京に大雪が降った日のことだった。 母の膝上まであったというからかなりの大雪だ。(東京ではね) 病院に行ったが、まだ産まれそうにないとのことで、 1泊することになった。 その夜のことである。 産まれるのは明日になりそうだということで、主治医の先生や 看護婦さんがほとんど帰ってしまった(←そんなことあるのか?) 真夜中0時過ぎ…。 違和感を覚えた母が「あれ?」と思っていると、同室の人いわく
「ちょっと、出てきちゃってるわよ!」
そう、私は朝を待つことができずえいえい! と母のおなかから脱出し始めた。 慌てた同室のほかの妊婦さんたちが駆け回り、 先生を至急呼び出して出産と言う、なんとうも慌しい産まれ方をしたという。
問題はその後だ。 赤ん坊の頭は細い産道を抜けるために、その頭蓋骨は完全に密着していない。 故に変形しながら産まれてくるらしい。 だからドキュメンタリーの出産シーンとかで見る赤ん坊は、 なんだか頭が縦に伸びているような気がしない? で、私は勝手に出てきてしまって、先生がついたときには 頭が出ていてもうすぐ目のところにかかるといったところだったようだ。 「もう少し先生が来るのが遅かったら失明していたかもしれなかったらしいわよ」 と母が言った。う〜んそうなのか?
私が生まれて朝、父がやってきた。この家では初の女の子だ。 だが、ほくほくと(?)やってきた父がみたものは…。
瓢箪のように変形した頭を持つ娘だった。
途中まで出てきた後、分娩室に移動するまでとりあえずそれ以上出てるのを STOPした(された?)のが災いしてか、目の上部分が出口の形にへこんで いたらしい。
「かわいいでしょ、抱っこしてあげてよ」
と母が言うと父は私を直視できなかったのか目をそらして
「う、うん。後でな」
と言ったらしい。
その当時の写真がないので何ともいえないのだが、かなり怖かったらしい(笑) 父が私を抱っこしてくれたのは、だいぶ経ってどうにか人間に見えるように なってからのことらしい。
そしてこれからも産まれたての赤ん坊を見るたび父はそう言うのだろう。 私は父にトラウマを残してしまった親不孝娘かもしれない。 (記憶にゃないけどね〜)
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