由来なんて大げさですね。
オリは檻です。 最初は漢字をあてたのですがちょっと重い感じがしたものでカタカナに変えました。檻には見世物としての意味と鉄格子の意味を併せて持ちます。
ある意味こちらの生活は刑務所と一緒です。高い塀に囲まれたキャンプサイトで外界から遮断され、部屋の全ての窓には格子がはめられ、毎日同じ食堂でみんなと同じものを食べる生活。 これだけだったら「塀越しに見た日々」になりそうですが。
仕事や町へ行く時はほとんど車を使いますが、村の人々はそんな私達をじっと見つめます。最初は敵意でも持っているのかと思って少し緊張したのですが、大人も子供も老人も女の人もほとんどが車の窓越しに見るのは珍しいからなんでしょうか。 もう半年以上通っているのだから珍しくも何ともないと思うのですが、今でも相変わらず見られております。気分は檻の中の珍獣ですな。
こんな生活をしながら書いている日記という意味ですね。
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