としょかん日記 
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前回に続いて今回もこんな話題っす。 実はうちの市内の図書館には『模倣犯』って50冊もあります。 上下それぞれ50冊だよ。ここが問題になってるとこなんだよね。 50冊あるメリット ・・・予約しているお客さんが待たなくてすむ。 50冊あるデメリット ・・・お金がかかってる。おまけに飽きられたら棚を占領する。 このメリットとデメリットをはかりにかけるわけなんですが、なかなか難しいのが事実。2,3冊しかなかったら予約しているお客さんは約1年も待たなきゃならない。常識的一般人は「それぐらい待ってろ!」というかもしれないけど待ってる身としては長い。実際この前札幌の図書館のぞいてみたら、今予約すると『模倣犯』は来年の3月にやっと見られるらしい(何冊持ってるかはわからんけど)。今読んでこそ価値があるだろうし、今すぐ読みたいのが人情ってやつかな。それはそれでわかります。 でもわたしの考えはこうです。50冊あるということは、1冊約2000円だから2000×50で100,000の予算を使ってる。うーん使いすぎじゃないかなー。20冊削るだけでレファレンス用の分厚い本買えるんじゃない、と新米図書館員は思うわけです。 どちらが正しいかはまだわからない。予算さえいっぱいもらえればこれでいいんだけど、今はどこの図書館も削られてるのが真実。 たのむ、新しい本を寄贈してくれ! 
 
  
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