としょかん日記
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日付書くときにどうしても1月と書いてしまう。まだまだ松の内気分でございます。
「明日の記憶」荻原浩 若年性アルツハイマー。佐伯を突然襲った病気。仕事の、人の、そして家族の記憶をなくてしていく。 つらい。つらすぎる。記憶をなくすってことは死ぬことと同じなのではないだろうか。人が存在するっていうのは他の人の記憶の中にいるということではないだろうか。記憶がなくなるということは・・・? 小説なのにノンフィクションのように思えた。記憶がないと仕事もできない。会社からは厄介者扱いされる。寝首も掻かれる。それでも人はあたたかい。 何よりイヤなのは家族を忘れることだろう。娘の顔、孫の顔、妻の顔。どれも当たり前のことだけどどれも大切なもの。失くせないはずなのに思い出せなくなる。つらい病気だ。 この本は面白かった。どの年代にも受ける本だと思う。ただ、読んでてつらくなる。
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