としょかん日記
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2005年05月12日(木) 「死亡推定時刻」

借りてた漫画に没頭してしまって1時半まで読んでしまいました。だってきりのいいところで終わらせたいじゃない。といいつつきりのいいところで終わってもついつい次の巻にまで手を伸ばしちゃうんだけどね。いろんな意味で薄弱なわたくしであります。

「死亡推定時刻」朔立木
女子中学生が誘拐され脅迫電話が。警察は忠実な仕事をするものの受け渡しは失敗。結局遺体で見つかる少女。その後人々の思惑が絡まり一人の男が犯人として逮捕される。しかし、彼は犯人ではなかった。冤罪である。

作者は弁護士だったっけか、ありゃ検事だったけか。なんかその辺の法曹界の人らしいですよ。警察小説としたはおもしろかったけど横山秀夫の担い手と期待されているのはちょっと言い過ぎなんじゃない?

著者が著者だけに警察、弁護士、裁判官の裏側というか、おもしろいね。ただ、専門用語を使ってその説明っていうのがちょっとうざかったかな。そんなに懇切丁寧に教えていただかなくてもおなかいっぱいですよ。

でも飽きることなく読ませてもらいました。真犯人、最後の審判などなど終わりが結構好き。だから良かったのかも。この作品けなしたレビューを見ないなあ。そこまでおもしろいかといわれれば疑問ですけどね。


信々 |MAIL

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