去年の7月14日の日記より。
車を点検に出すというランディに、「塩買ってきて」と頼んだら、精製塩5�圓鯤�えて帰ってきた。 こら。味と栄養面から、うちはいつも自然塩使うようにしてると知らんのか… …と、いうより以前に、うちは、ふたり暮らしではなかったのか? 日本人の塩分の標準摂取量は12g前後。健康のためには10g以下。 自然塩1�圓鯒磴辰討皺織�月も保つのに、これをどないせーと…… 業務用の茶色いでかい袋を目の前に、途方に暮れつつも、「アロママテリア作るには、他に黄金の岩と、虹色の聖水と、中和剤(赤)……」などと考える、「リリーのアトリエ」にはまって6日目の夏であった。
その塩が、まだある。 最初は、料理用にしようとしたのだが、美味しくないので、台所では、糠漬に使う程度にして、他のものには自然塩を使っている。 他の使い道も色々と考えた。 風呂に持ち込んで足だの腹だのをマッサージしたり、入浴剤代わりに浴槽に入れてみたりもした。 歯磨き代わりにするのはしょっぱいのでつづかなかった。
……まだある。 かなりある。
そこで、アンチョビを自作してみることにした。
アンチョビとは、シコイワシのことらしいが、スーパーで見当たらなかったので、青魚ならみんな似たようなもんだろう、ということで、馬鹿安だった秋刀魚三尾を買って帰り、一尾は塩焼きにしてその日のうちに食べ、残りを三枚におろし、適当な大きさに切る。 タッパーに塩を敷き詰め、その上に秋刀魚を置き、その上に魚が見えなくなるくらいまで塩を振り、更に塩、秋刀魚、塩……と、重ねてゆく。 そのまま冷蔵庫に入れて一週間。 一週間経ったら、瓶に入れ、オリーブオイルを注ぎ、常温で保存。

腐敗が怖いので、はらわたを抜いて塩漬けにしたためか、余り臭いはない。 近々、サラダかパスタに使ってみる予定。 不味くなければ、この手であの塩を使い切ることにしよう。
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