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書くほどのこともない日常
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2003年09月24日(水) 上野アメ横

身長180cm近く、足のサイズ28cmの父が、実家近辺では服も靴も見つからない、ということで、ときどき、頼まれて買いに行く。
上野か、両国あたりである。
「サイズが合えば、デザインはどうでもいいのか」と尋ねると、構わない、と言う。

が、真に受けてはいけない。

気に入らなければクレームが出る。

「デザインはどうでもいいって言ったじゃないか」

と言うと、

「限度がある。還暦過ぎて、あんなものを着られるか」。

そんなにとんでもなく派手なものを選んだつもりは無い。
紺に、小さく赤いナイキマークが入っている程度でも、父には「派手」であるらしい。
要するに、なんだかんだ言って、好みがうるさいのである。


今回は、ブーツとコートを頼まれた。
9月に入って暑かったので、送っても着ないだろうし、まだ冬物は本格的には出ていないだろうと、のんびりしていたが、此処二、三日冷え込んでいるので、上野まで出かけてみた。

中田商店で軍服を物色。
大きなサイズでも、さほど苦労しない。
毛布みたいな裏地のついたコートと、編み上げブーツ。
SWAT仕様のブーツを買おうと思ったら、サイズが無い。
軽くていいのになぁ……と、残念に思ったが、仕方ないので別のを購入。

長袖シャツ一枚では、少々肌寒かったので、1500円でレインドロップ迷彩の旧独軍のジャケットを買って羽織る。
実は前に、近所で同じのを売っていて、欲しかったのだが、気がついたら売り切れていて、口惜しかった。
が、買わなくて正解。
半額以下だ。
雨の平日だけあって、人が少なくて歩きやすいが、その代わりに、両側の店からもれなく声をかけられる。
ついつい、大トロ1パックと、レンズ豆1�圓鮃愼�。
重いからさっさと帰ろうと思ったら、雨で紙袋が破れた。
その辺の店で、大きなトートバッグを買った。

帰りがけ、ランディと待ち合わせ、焼肉屋へ。
わたしが買ったレインドロップ迷彩のジャケットを見て、ランディは苦笑。

「なんだ」

「……いや、俺は、そろそろ軍服は卒業したいなって」

んだと、こら。
どうするんだよ。

我々の持ってるコートって、殆ど全部ミリタリーじゃないか。


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