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2001年12月25日(火) ベリーメリークリスマス。

私は仕事。

やすくんは私の部屋でゆっくり寝てる。



もうすぐ仕事が終わると言うときに、

やすくんからメールが届いた。


「今日、ききのうちに行かないか?」


突然のことにびっくりする。

これまでにも何度か日記に書いたけど、

これまでうちの両親と私たちが会ったのは2回。

その両方とも、結局私と両親の喧嘩で終わってしまっていた。

「今日は辞めておこうよ。とうさんもきっと今日帰りが遅いだろうから」

消極的な私のメールに、やすくんからの返事はない。



部屋に戻り、

「ねえ、今度にしようよ。いきなり行くのはかえって逆効果だよ」

という私の言葉に、にっこり笑って

「もうすぐ白浜に行くんだし、その前に一度顔出しておこうと思ってさ。

 大丈夫。今日は俺が話をするから。」

やすくんがこたえた。

「…母さん?私。今晩ちょっとそっちに行きたいんだけど。
 ○○さん(やすくんの名字)がね、白浜に行く前に一度顔を見せたいって。
 …ううん。そんなに長居はしないつもり。…夕飯もたべていくからいい」

「…父さん?あのね、今日帰り遅い?○○さんがうちに行きたいって。
 母さんが父さんの所へ一度電話しなさいっていうから。
 仕事が忙しかったら、無理に帰ってこなくていいから。」


私の電話はこうやって思い返してみると

ものすごく消極的だった。


実家に帰る道すがら、

夕飯を食べるため、小さな中華料理屋さんに入る。

「いつもみたいに、ビールは頼まないの?」

と聞くと、

「さすがに今日はまずいでしょ」

とやすくん。


…飲ませて、今日はあきらめさせようと思っていた自分がいた。



実家に帰って、

いつの間にか用意していたおみやげをうちの両親に渡し、

コーヒーを飲みながら、みんなでテレビを見る。

長居はしない、って言ったのに、

時計を見るとすでに10時をまわっていた。






















そこからの話は内緒。






話せることは、




話を終えて2人で帰るときに、

やすくんが

顔を上気させて

「なあ、お祝いしよう」

って、言ったこと。


コンビニで

小さなケーキと

ビールと

それに、チョコレートを買って

2人でクリスマスのお祝いをしたこと。


もう夜遅くて大変だったのに、

やすくんが

「興奮してるから、眠れないよ」

と、眠い(笑)私を相手に

ずっと話をしながらビールを飲んでたこと。


ようやくベッドに入って眠りにつこうとしたときに、

息ができないくらい強く抱きしめられたこと。


「これから、忙しくなるね」

って、2人で笑い合ったこと。




すごいクリスマスになった。


一生忘れられない、

ステキな

クリスマスプレゼント。





ありがとう。


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