++ワタシノココロ++
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今日の分に書いてた日記。 携帯からの更新だったんだけど、 途中で文章がとまったまま更新しちゃいました×× 今日1月1日付の日記に文章なおして、更新し直しました。 ごめんなさい。
それとお正月だというのに、今日は超暗いです。 そういうのイヤな人は、読まない方がいいです。 ++++++++++++++++++++++++++++++++
年末から実家に帰ってた。
大晦日ギリギリまで家に帰れず、
しかも、年が明けてすぐに旅行に行ったりしてたから、
こんなにゆっくり実家にいたのは久しぶり。
実は、実家にいるのは少し苦手。
いや、かなり苦手。
やすくんとつきあい始めてから、
特にそう言う思いが強くなった、と思う。
やすくんのことをずっと内緒にしていて、
ある程度2人の中で話がまとまって親に公表したのだが、
両親に言わせると、それが「裏切り」だっていう。
「これまで何でも話してきたのに、どうして?」
「隠さなきゃいけないような相手なのか?」
何でも話してきたわけではない。
そりゃ良い話ばかりしてきたわけではないけど、
親を傷つけないように、イヤな想いをさせないように
話す内容を選んできた。
小さいときから、その日にあったこととか、
自分が感じたこと、考えたことを
結構親と話してきたと思う。
だけど、
その中で、かなり自分の考え方を限定されてしまった気がする。
「今、学校で○○が流行ってるの。私も欲しいんだけど」
「○○って、何千円もするんでしょ?中学生でそんなの買わなくてもいい」
「今度、友達の家でクリスマスパーティするの。泊まってきていい?」
「高校生で外泊?みんな泊まるって、同級生全員泊まるわけじゃないでしょ」
欲しい物も、したいことも
自分で選んできた気がしてたけど
それは、両親のフルイを通ってきた中から選んできただけ。
「2万円で安売りしてきたから、デッキ買ってきてあげたよ。 色は赤だけどいいでしょ?安いんだから」
………私は黒いのが欲しかったのに。
「あんたにはスポーティなのが似合うから、ズボン買ってきたよ。 妹はスカート。ほら、似合うでしょ?」
………私もスカートが良かったのに。
そう言う本当の気持ちはほとんど言えず。
そのかわり、表情が暗くなる。
「せっかく買ってきたのに、何?そんなふてくされて。 妹はこんなに喜んでるでしょ?」
…違うよ。妹は、スカートが欲しかったから。
妹には、何が欲しいか聞いたから。
心の中のほんとのことは、全く話せなくて、
いつの間にか、「もういいや」と、あきらめるようになった。
そんな風に育った私は、
普段は両親とも心から仲良く話すことができるのだが、
いざ自分の本音を語らなきゃならなくなると、
体がガタガタ震える。全身がふるえて止まらなくなる。
年末から家に帰って、
母の言われるように、タンスを動かしたり
買い物に行ったり、掃除した。
同居の妹は、昼近くまで寝て昼過ぎから遊びに行く。
「妹は手伝わないの?」
って言ったら
「あの子はいつもやってるの。 あなたはいつも外で好き勝手してるんだから、やりなさいよ」
「そのわがままを直さなきゃ、向こう(福島)に行っても苦労するだけよ」
…私だって、炊事洗濯掃除、全部一人でやってるよ。
その一言が言えない。
妹と私はいつも比較される。
「妹は給料が少ないんだから」 「あなたは給料多いのに」
…だけど、妹は生活費を払ってないでしょ?私は全部一人でやってるよ。 彼女はブランド買いあさってるじゃない。
「あの子は苦労してるから」 「あなたは世間知らずだから」
…職業で何でもそう決めつけないで。
そう言う言葉は、全部胸の奥に飲み込む。
やすくんのこと。
話せなかったのも、それが両親の決めた枠の外のことだと思ったから。
つきあったことがないわけではない。
でも、きっと心の底から好きになった相手ではなかったと思う。
だから、両親に内緒にコッソリつきあったままでもよかった。
長続きしなかった。
やすくんは違う。
これからずっと一緒にいるために、
どうしても両親に話さなきゃならないと思った。
自分が目を背けてきた部分にぶつからなきゃ。
「あなたはね、今反抗期なの。それも過去最高のね。 これまで、いい子でいすぎたのよ。
だから、ご両親も余計にそうさせた彼のことを疎ましく思うんでしょうね」
センセイが私に言ってくれた言葉。
やすくんのせいで、家族の関係が悪くなったわけじゃない。
これまでは最後に頼れるのが家族だけだって思ってて、
そこから見放されたくなくて、我慢してただけ。
やすくんが私のそばにいてくれて、
無理しなくても、頑張らなくても
そばにいてくれるってわかったから、
素直な自分を少しずつぶつけられるようになってきただけ。
今、私は反抗期。
人生最大の、両親に向かって最後の。
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