:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
透明な空気を吸い込んで 笑いながら君は どんどん遠くに行ってしまう 君が歩いた道筋を 僕はずっと追いかけたけれど 結局君は見つからなくて もっと遠くに行ったのかなぁ?と 首を傾げたその時に 後方に聞こえた 僕の名を呼ぶ君の声 どうやら僕はあせりすぎて 君を追い越していたらしい 寄り道をしていたの と 笑いながら君はまた僕の前をゆく 今度こそ離れないようにと 僕は其の君の歩幅にあわせて歩きだす 君の横に並んで 離れぬように腕を組みながら…
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