:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2003年03月31日(月)  春風

柔らかな雨が頬をさして
ゆっくり僕は立ち止まる
 
桜並木を通り抜け
緩やかな坂道を上る
僕が暮らしていた景色を眺めながら
寂しくなって泣いた坂道を
ゆっくりゆっくり踏みしめながら
 
前に誰か言っていた
「あんたが消えたら何が残るの?」
君と出会った坂道も
どこかに残っているのかな?
忘れずに歩んできた風景
涙を見せずに生きてきた
 
そっと頬を撫でる柔らかな雨
見たことのない景色を
僕の中に形成してゆく
 
素直を見つけた去年の夏に
苦悶に悶えた去年の冬
もう大丈夫さ
君はここで息をしている
 
頬をさす柔らかな雨
空を縁取る 漆黒のベール
いつかはたどり着けるだろう
君と出会った坂道に
ミュージカルの終演のような
心細さを胸に抱いて
僕はここに立っています


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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