:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
| 2003年08月20日(水) |
dead-moon〜死んだ月〜 |
例えばわたしに触れているその手があなたのものではなかったら 絶望的に悲しくなると 思う 例えば一ヶ所だけはひっそりとつながっているのに わたしの両目が塞がれてあなたの顔が視界から消えてしまったら 何かを捻ってしまったように発狂すると 思う 孤独には慣れられなかった あの暗い病棟でも あたしは誰かとつながっていたくて仕方なかった 狂っていると言われても 孤独はずっとついてきた あの暗い病棟でも あたしは誰かとつながっていないと消えてしまいそうだった たとえそれがあなたじゃなくても 蒸し暑い夏の夜 あたしの虫篭からあなたが逃げ出す 振り返ることなど一度もなく 新月の夜空 あなたは溶け込んでいった ずっと待っていたのに 幼いわたしは あなたをずっと待っていたのに
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