:::排出系列:::




俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。





2004年04月04日(日)  カメラ

『窓に楽しそうな日々がずっと流れ続けていく』
 
朝の電車。
眠い目を擦りながら、小さな目的を定めて終点を待つ。
人影はまばら。
決して込み合わないけれど空いているわけでもなく、
調度を持って人が座る。
 
苛つきが昨日から治まらないまま
ココはずっとそわそわしている。
 
『みんな嘘 だってあたし大嘘吐きだもん』
 
真実が見あたらない。
あたしの本質なんてあたしのシャドウしか知らないんだろう
裏側、表側、側面、天井
気づけばまた閉じこめられていて
誰のことも信じてはならないような気がしてる
 
守らなくてはならなかったものをあたしは捨てた。
一人でも生きていけた自分を残し
 
目を閉じて忘れてしまえばいい
二度と思い出すことのないように
犯した罪をあたしはひとりで隠してる
誰にも見せられない事実を
深い、深い、場所に隠し通していく
 
『伝える言葉が残される』
 
エゴが肥大して
考えなくても良いことばかりを思いつく
朝 陽光が射し込んでくる電車の中
 
にこにこ笑いの子供
しかめ面をしたおじいさん
天井を見ているおばさん
本を読むおねえさん
朝帰りみたいなおにいさん
 
誰にも守るものがあるのだろうか
だから人はここに在るんだろうか
飛べるだろうか 望みを
呟きながら


kei ☆メール ☆少女カタルシス



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