:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
なにを望んで 失って また 拾って 繰り返すうちに 最良の結果が手に入ると信じていたかったのは 傲慢 品切れだらけで 空になった棚を眺めていると わたしは笑った もう どうしようもないくらい泣き出したい空 どこに連なって 歩いて 海 悟り わたしが細胞を失って 抱きしめていようとしていて なくなる それも たぶん間違いなのだと 気付いて拾い上げた砂が流れる 透明度が増して 名前をなくしたら ねぇ 「答えてくれますか?」 一人の矛盾が膨らんで 伴なった罰を忘れようとしている 身体を侵した幾つかの実態のないものは 膨らんでいる? 今 どうにもならないくらいはちきれそうな未来 そんなものは嫌いだと わたしの首に回した両手に いっそもっと 強い力を込めて下さい
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