:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
泣いてなんかいないよ 君のために泣いたりなんかしないよ 代謝のために涙を流しているだけだから 雨降る午後の助手席に座る 忘れかけていた記憶を呼び覚ますDIVE 曖昧な会話を繰り返して君の頬をつねるよ 水玉模様の雨傘が並んで揺れている 傷つきながら生き長らえた今日を抱く 類似性を縛り付けて座り込む 会いたいと願う旅 願いはいつも流れ星 瞬く間に消える夜の幻 繋がる前に切れた電話を 投げつけて今日も空っぽになる 笑ってばかりいたいよ 泣きたい夜を洗い流して 何でもないように生きていたいよ 会えないと聴こえては 思いはいつも万華鏡 眼を瞑れば失われる遥かに 誘われるままに凭れた身体に 硬直する脳を溶かせるのだろうか
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