:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
降り積もる雪 君の声は変わらぬままで ただ 流れた時間だけ愛しい 親指が力をかけるまで わたしは確かに震えていて 拒絶や受け入れやいくつかの想像に潰れそうになっていた 犠牲にしたいくつかは また いくつもの変化をもたらして それは消えたり戻ったりしながら 日々の中に埋もれていくのだろうか あの頃 わたしたちはいつも終わりを予感して 抱き合いながら狡猾に逃げ道を作っていた 今ならまだ間に合う時間は過ぎたのだろうか 受け入れるまで時間はずいぶん経っていたけれど わたしはきっと それでよかったのだと信じている 新しい世界がずっと広がっていたのだから
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