:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
君が去って一年がたつ 雲の隙間からさす夕日が 君を照らして 僕は死んでしまいたかった 夕暮れの公園のベンチ 『明日天気になりますように』 まるで天気な如何で人生を左右するように 君は祈っていたね 会いたいよ 今すぐにでも 最初から終わりを予感していたのも嘘じゃないんだ 君を抱く度 君は遠ざかるような気がして 最悪を望んで 傍に居たいなんて言ったことは一度もないよ 君の影が見えなくなって 僕の足元にブラックホールができた もう一度出会えるなら 君の声が聞こえるなら ねえ 僕はもう何も望まないよ 夢を見させて 幻でいい 君に触れたい 壊れそうな 身体中が張り詰めて苦しいんだ 朝焼けの公園のベンチ 缶コーヒーと煙草の匂い 『それそろ帰ろうか』 ちぐはぐな夢を見ていたんだ 何時までも続くような夢を 見ていたんだ
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