:::排出系列:::
俺が明日死んだって、地球は回っているんだから。
理由なんて結局後付け だから 理由なんてありません また 今日もこうして日が暮れるだけ 天の邪鬼と言われても それならそれでご自由に そして 明日も何かを見つめて眼を逸らすのみ やる気のなさが今に始まったことではないのは 今にも終わりそうなこの世界が示しているだろう 一人が孤独なら二人ならもっと孤独なだけだ 食い違いはよくある話 つまり 判り合うなんて一種の幻想ですか そして 今日もこうして陽が昇る訳です 疚しい気持ちが無いなんて嘘だよ 判ってる 今夜にも息絶えそうな誰かの横で大丈夫だと嘘を吐きながら 二人の孤独から独りの孤独に帰還する準備をしているんだろう 判ってる そんなことは只の幻想だと
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