すけべちっく新聞について

電車通勤の自分。
夕方ラッシュは、おっさんに、おっさんや、おっさんでいっぱいである。
うなだれた企業戦士たちに混じって、真剣な表情を浮かべるおっさんを点々と見かけるのだが、彼らが注ぐ視線の先には8割がたあの灰色の紙束がある。
そう、それらはすけべちっく夕刊誌。
彼らが車中で読んでいるページは、多分、まっとうな(この表現はおかしいかもしれん)ゴシップ記事やスポーツ記事が多いのだろうが、折り畳まれ、目の前にいる自分の目に入るのは、すっぽんぽん姉ちゃんのおっぱいなのだ。
あと、エロ連載小説のそそる挿絵。
(先日見かけたのは、「尻」だけでっかく描かれていた。最高ね。)
スケベ物についてはなんら抵抗なく、一人で居るときならガンガン見まくる自分だが、まわりじゅうおっさんだと、やはり少々抵抗あり。だ。
見たいけど見れないっちゅうのはね、いかんよ。
うら若き女性が、おっさんのスケベ新聞を凝視する姿なんて美しくないぞ。

朝、出勤の時は日経読んで知的リーマンを気取っても、結局夕方にはエロ新聞片手のおっさんになるんだから、まあ、幸せといったら幸せか。
母さん、今も日本は平和です。
2001年10月12日(金)

Solfeggio〜レッスンで感じたことを。 / ちるるん。

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