| この頃読んだマンガ2本 |
西 炯子 『ひとりで生きるモン!』全1巻 松苗あけみ 『純情クレイジーフルーツ 21世紀編〜もう一度夢みたい!』全2巻
『ひとりで生きるモン!』はなんかの文庫のしおりに連載されていた(る?)4コママンガだ。 ”1枚のしおりに1作品”というものだったのだろうと想像する。 それを一冊の本にまとめたので、その中で時代の移り変わりを見る事すらできるのである。 始まりの頃は「ビジュアル系」がはやっていたようだ。 系統的には『×-ペケ-』に似ている。 結構下品なところとか(笑) この、西 炯子(けいこ)さんは、富士見の挿絵を第4部まで描かれていた方で、色っぽい女性を描くのが非常に上手い。 色っぽい男性も然り。 ストーリーマンガだと賛否両論ある漫画家さんだが、4コマはなかなか良かったな。
さてもう一つ。 『純情クレイジーフルーツ 21世紀編〜もう一度夢みたい!』は、あの『純情クレイジーフルーツ』の続編。 いったい何年越しでこのマンガは続いているのか?? 主人公たちがちゃんと歳をとっていっているのが、嬉しいやら悲しいやら。 連載当初高校生だった彼女たちも38歳になってました。それだけ私も歳を取っているのだ・・・・。
花椿君は、柔道教室の師範から路上生活者、日雇い労働者を経て高校教師に落ち着くという波乱に富んだ人生を送っている。 本の中では、もっと数奇な運命が語られているが、切ないのでココではカットする(笑) 今だ実子を忘れる事ができず、彼女の気配と匂いに敏感に反応する。 彼女の妊娠も「(腹の中に)誰かいる」と当ててしまうほどの鋭い嗅覚を維持し続けている。 変態っぷりに衰退は見られない。 若干落ち着きを見せてはいるが、基本は変態だ。 このマンガを買って読むまでは、歳をとって母親になった彼女たちのストーリーを読んで面白いのかな?と少々不安だったが、十分楽しむ事ができたよ。 すぐ読み直したくらい。 確かに女はどの年代になっても、女の子みたいに悩むし泣くし騒ぐし、昔を懐かしんでみたり今に高笑いしてみたりと忙しいもんなんだよね。と、同感したし純粋に楽しめた。 しかし、私の高校生時代の制服とか服装って、今見ると恥ずかしいを通り越し苦痛ね! なんだか人生の汚点のようだったわ(笑)
このマンガを読んだことのない人が殆どだと思うけど、ストーリーを解説するのは面倒なのでやりません。 知りたい人は読んで下さい。 古本屋で11冊945円で売っていましたので。
|
|
2005年07月14日(木)
|
|