2003年06月07日(土) |
いわさきちひろ美術館「与勇輝 もの想う人形たち展」 |
なんとぉ〜〜〜〜〜 あこがれの与勇輝先生とのツーショット♪ きょうは、上井草のちひろ美術館に 与先生の「もの想う人形たち」展に 行ってきました。 1時から与先生のギャラリートークが あるというので、11時からの整理券先着 50名にはいろうと、10時開館の随分まえに 到着したんだけど、まだだれもきてなかったので お茶飲んでひまつぶしたりして、やっとの ことで、11時の整理券をもらい、またLUNCHに 行って1時まで、ドキドキドキ... いよいよ先生とご対面!! 緊張〜〜。。。 なんだか一番まえにおしだされて(?) 先生のすぐ前でしっかりお勉強。 先生のトークは展示のドールひとつひとつの 前で、ドールをつくるうえでの苦労話などを 披露してくださいました。 ジャンルは全然ちがうけど、かよのドールつくりにも とってもヒントになってすごくよかったです。 布をみつけるのがやっぱりとても苦労するそうで、 いただいた布などは99.99%使えないそうです。 逆に、裏布などで、ちょっとボロボロになりかけている ところなどが使えたりして。カントリーみたい?(笑) そして、布もぜんぶ、セピア色にそめるそうです。 ほんと、カントリーみたい〜〜〜 あとね、「うたたね」っていう、コタツにはいっていねむりしてる 女の子はね、コタツ布団にいいなぁっていう布があって、 そこからイメージがふくらんで出来た作品なんだそう。 やっぱり、布からイメージがふくらむってことありますよねぇ〜
それから、布の色合わせや小物づかいにとても時間をかける ということです。イメージが頭の中に わくと、紙にデッサンはしないということです。 頭の中にデッサンして、かたちにしていく そうです。そのデッサンが正確じゃないと あんなふうに、自力でたつことは無理だそうで。 「携帯」という女の子の人形もヒールをはいてるのに ちゃんと、自力でたっています。 それからね、携帯のストラップ!すっごく時間がかかったんだって。 どうでもよさそうで、けっこう雰囲気が大事なところって ありますよね。なるほど〜〜 でも、それらしくみえれば、そんなに手をかけないでいいそうで、 精密じゃなくてもいいんだそうです。見えてるところだけ 頑張ればいいみたい〜〜 着物や洋服などは、ほんものを一回ほどいてみて研究したりして、 そのとおりにはつくらないで、見かけがそのようになるように きったりはったりするそう。のりでつけちゃったり。
「電車の中の人々」では、意外に手間がかからなかった サラリーマンが、哀愁があって、話題になったりしたそうです。 それが、ふてくされたような、疲れたような顔をしてるんだけど 奥さんと喧嘩でもしたのかなっていう感じがうけたそうです(* ̄m ̄)ププ
「おやつ」という4人のこどもたちがお饅頭をまえにすわっている人形ですが、 右から2番目の子がとなりの子のお饅頭のほうが大きいのを 横目でちらっとみています。その子が小さい頃の与先生だそうで(笑) 今の子こどもはたくさん与えられてるから、そんなことしないんでしょうねって おっしゃるので、思わずわたしは、「しますぅ〜〜〜。。」っていってしまって笑われたぁ。。 食いしん坊の息子は、どんなときも、一番大きなお菓子を選ぶし、 他の人のほうが大きいと、さっとお皿を自分のと取り替えますもの〜アセアセ。。
それから、こんなふうにつくりたいけど教えてくださいって いわれても、それはすぐには無理だそうです。小さい頃から絵をかいたり 小さなものをつくったり手先を動かしていたので、どういうふうに というのではなく、どういうわけかそういうかたちになるって。??? やっぱり日々作りつづけることが大事なのかな。(もちろん才能も) まだまだたくさんのことを教えていただいたんですが なんだか文章がへたでごめんなさい。 でもこの感動をお伝えしたくて〜〜(*^o^*)/ また感動したことなど、書いていきますのでみてくださいね〜
もっと詳しく与勇輝先生の作品について知りたい方→"http://www.musekan.net/" いわさきちひろ美術館について知りたい方→"http://www.chihiro.jp/" おわり
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