ふうこの日記
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2004年09月30日(木) 宋三姉妹

宋三姉妹の映画をビデオで借りてきて見ました。
近頃私の中では密かなアジア映画ブーム。
密かにですから・・・地味に月に一本程度ぐらい借りてきて見る程度(笑)
ブームというほどたいしたことではありません。わははっ。

その上、巷の世間がアジアブーム。特に韓国、すごいね。
本当に見たい映画は借りられていて見ることがなかなか出来ないわけよ。
そのため、借りる映画もチョー地味。

宋三姉妹になぜ惹かれたかというと、
上海旅行に行った時に、宋三姉妹の家を見学したからさ。単純です。

長女・・・宋アイ齢(アイが部首で探してもなかった)
   孔子の75代直系の超資産家 孔祥熙と結婚したため
   「金を愛した」
次女・・・宋慶齢
   孫文と結婚したので
   「国を愛した」
三女・・・宋美齢
   台湾の初代の総統蒋介石と結婚したため
   「権力を愛した」

私が上海で見学したのは、多分(多分?(笑))次女の宋慶齢のお家ですね。
だって、晩年長女夫婦は香港に渡り、三女は蒋介石がなくなったらすぐ
ニューヨークに移り住んで死ぬまで暮らしていたようですから。

上海で見た家はヨーロッパ調の小さなおうちでした。
そこに世界中の重鎮がたくさん訪れて彼女の意見に耳を傾けたらしいです。
ガイドが言ってました(笑)
北朝鮮の例の方のお父様も彼女のお部屋を訪れて今後の相談をば、したらしいですよ。

映画とは関係ないけど
ニューヨークに渡った宋美齢は106歳の誕生日に、
「そろそろ回想録でも出さないか」と記者に言われ
「今までの人生を振り返るより、これからの未来に目を向けたいわ」
と言ったそうです。
106歳よぉ・・・超前向き!!こうでなくちゃ、名前を残せる人間にはなれんね。ほんと。

映画を見て一番心惹かれたのは宋慶齢。
国を愛した女が一番素敵です。
金とか権力を愛する女にはやっぱりねぇ、打算とか計算が見えて。
本当はそうではなく、一人の男として好きだったのかもしれませんが。
男の方から見ても宋一族の名誉と地位が欲しかったようにも見えました。
特に蒋介石には。
孫文は一番純粋に描かれていました。本当はどうだか知りませんけど。
上海に行ったときにもっとお家をじっくり見ればよかったなぁ。
記憶に鮮明に残ってるのがそこで行ったトイレだけなんて・・・。
悲しすぎ。



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