ふうこの日記
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2004年11月09日(火) ブエノスアイレス

ウォン・カーウァイの話に戻るんだけど(笑)

レンタルしてきたビデオの最後に見たブエノスアイレス。
レスリー・チャンとトニー・レオンの同性愛の葛藤を描いている。
同性愛ってまったく理解出来ない世界なんだけど、男同士でも女役と男役
があるようですね…。
トニー・レオンが女役だったなんて…(笑)こういうのを受けっていうのかしら?

すごいのは、南米のブエノスアイレスにトニーレオンを半ば拉致に近い形
で連れて行ったらしい。
トニーは行ってから初めて、ゲイの話だと聞いたらしいよ。え〜〜〜。
それなのに、いきなりのベットシーン。よくやれたなぁ〜〜、ホント。
プロですね…。
レスリーチャンもアメーバー赤痢になって苦しんだらしいし、
環境としたら最悪だったようで…。

愛というのは男同士でも同じようなパターンになるんだなぁ〜と感心もしました。
束縛したい女、自由に生きたい男。チャンのために料理を作るトニー。
傷ついた時だけは優しくされたいけど、一人の人だけに落ち着けないチャン。苦しみ、憎み、なのに惹かれて離れられない二人。

ブエノスアイレスに住みながら二人だけの世界にこもり、作る料理もすべて中華料理。
なんかわかりますね。異国にいても母国と同じ生活をするってこと。
違うのは景色と話す言葉だけ。

すごく気になったのは…
レスリーチャンはほんまもんのゲイで、2003年4月1日に自殺する
数年前に「自分はゲイ」だとカミングアウトしてること。
トニーは知っていて、この役を受けたのかなぁ??
知ってて、あのベットシーンをしたとすると…涙が出るほどのプロだ!!


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