鼻くそ駄文日記
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霧のような秋雨に 濡れまくったおれは どこへ行こうか 誰もがこわがっている 行き止まりに 行くのもいい
情熱は消えちゃいないけど やる気がどうも起こらない ぎんなんの実が 道に溶け 金木犀が香ってる
いつもの笑顔でいる奴 テレビのマネしかできないよ おれはひとり黙り込み 退屈な人だと言われよう
曇った空に頭痛が痛い 生暖かい風が眠気を誘う 毎日ノルマを果たせずに 眠れない夜が増えている
夏が消えたんだから 新しい自分を産まなければ 秋雨に濡れ漠然と 勇者になること夢見てる
明日の朝も秋の雨 憂鬱な空気が包むだろう 街は雨が洗ってくれるけど おれは汚れていくままさ
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