鼻くそ駄文日記
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2001年10月27日(土) 眠り夢(自作詩)

深夜のタクシーぶっ飛ばそう
ジェラシー飛ばす火花
いまさらどんな規則も無意味
ただ
おまえを抱いてたい

シルクの肌触りが
夜の気持ちを恋へ誘う
おまえが暗闇に伸ばす足
おれは
そっと頬ずりしちまう

セミヌードに焦らされる
昼間とは違う悩ましい声
キスを待ちわびた唇が
バラを
美しく咲かせるよ

どうにもならないおれとおまえ
どうにもならない気持ちが溢れ
狂おしくみだらなポーズ
もっともっとふしだらにねだり
もっともっと寂しいと泣けよ

いまさら罪でもいい
このさい夢でもいい
くすんだ胸を涙で洗おう
ひどく
痛いケガは平気かい

傷ついた心をそれでも
抱きしめたい、好きだから
涙が急に溢れている
好きと
ささやいた夏は終わった

賛美歌のように透明なおまえ
三日月のように欠けていく
キスしているうちに虹は消えた
残るのは
浪費したからだと心だけ

幸せすぎると心が汚れる
成り行き任せに堕落を求めた
悔しいくらいいい顔している
いまが
大切だからさよなら告げる勇気が出ない

どんな気持ちで見つめようか
シュガーな夢から目が醒める
恋のゲーム楽しむ余裕はないね
ジェラシーよ眠ってくれ
おまえが寝ないと夢も見えない


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