鼻くそ駄文日記
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2001年11月27日(火) 冬の雨(自作詩)

枯れ葉がつま先で踊っています
これで雨でも降ってくれるなら
ぼくの気持ちは鬱ぎこめるでしょう
冬だから雨は似合わないかもしれないけど
冬の雨に濡れるのもいいものです

夜明けは必ずやってきます
だからそれほど思いこまずに
強くなるために羽根を休めましょう
いつもの笑顔でいるあの人ですが
目の奥にはやばいものしかありません

ぼくの帰るところはどこなんでしょう
がむしゃらに楽しかったあの頃
キレイゴトをたくさん言いました
人を感動させる立派なことなんて言うだけなら
いくらでも言えるもんなんです

冬の雨はいつかは雪になるんです
ぼくは熱い心を思い出し拳を突き上げて
いまの心の寒さに震えるでしょう
灰色の空を見上げながら人生は難題の連続だと
血を搾ることの繰り返しだと目をつぶります

静かに目をつぶっていればいいんです
それだけでいいんです
雪が降ってきましたね
ぼくは喜び庭かけまわり君はコタツで丸くなる
それでいいんです


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