鼻くそ駄文日記
目次へ前へ次へ


2002年04月30日(火) 蒸し暑い

雨が降りそうで降らない
蒸し暑い日に
君はぼくの前に
現れましたね

額の汗を腕で拭いて
ぼくは顔が赤いのを
悟られないように
笑顔を作っていました

ぼくはだいぶ
年齢を重ねました
砂を噛むような
時間ばかり過ごしてました

君の艶のある唇を
噛んでみたいです
君の携帯電話になって
君の息を全身に浴びたいです

ぼくは君に
話しかけようとしました
君の携帯電話が鳴りました
遠い空が曇っています


iwa |MAILHomePage

My追加