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2001年10月11日(木) ■ |
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おやこまんざい |
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「はーくん、MO-KOちゃんが失恋したって大騒ぎだよ?」 「…知らん」 「本当に恋人になりたかったのかしら…とりあえずHUcastだから口説いてるだけかと思ったら…」 「(それじゃあまるでお前じゃないか、HARUKI…)」 「ダーリンと呼ばれてはいたけどねぇ。その呼称はシェリーちゃんが連発するもんですっかり真実味が薄れていたわね…。…まぁ、どのみちはーくんが普通に立ってるときに背後から忍び寄ってきて『接続』とか手を出してみたりあまつさえその直後に『つわりが!』とか言い出す人間だか何なんだかわからない生物には息子はあげられないけどねぇ…」 「…その結果が」 「ん?」 「その結果が…Sakuraか? お前の出した答えはそれか?」 「うーむ。いや、面白いと思ったのよね」 「おっ…面白い?!(驚愕)」 「補助回復そっちのけで敵中に突撃かけて死にまくるフォースと仲間を回復する手段はスタアトしか持ち合わせていないアンドロイドハンターの組み合わせ…なんかこう、いかにもまともな冒険が出来なさそうで楽しげ? じゃない?」 「俺に訊くな…(頭痛)」 「いや〜、私としてはHUcastとベストカップルなのはFOmarlなんだけどさぁ。大体この人になら息子を任せられると思ってたHIBIKI嬢が『マザコンヒューキャは不許可』とか言い出したあたりから迷走を…まさかシェリーちゃんにははーくんはやれないし(強調)、ルリちゃんも中身は結局同じだし…それにそもそもくっつくとなったら同じ時間帯に頻繁に上がれるキャラの方がいいじゃない? MO-KOちゃんだと週末オンリーでそれも会えるかどうかだから、せっかく彼女に来てもらってもお役に立てないって言うか。その点Sakuraちゃんなら中身はるーつんと同じだから実績はあるわね」 「…Roots…(さらに頭痛)」 「まぁ廃人は廃人としか同じ道を歩めないの。9時半出勤でも徹夜でラグオルにいるぐらいの根性がなければ…MO-KOちゃんにはその辺をよく諭して理解していただくしかないわね。後でスタアートマイザーでも包んで手切れ金に代えましょう」 「手切れ金って…別に俺とは何の関係も…」 「それはそれとして、最近ウチって大変なのよ、はーくん?」 「…何が大変なんだ?」 「倉庫の中身が一杯なの」 「………」 「誰にどう引き継いでも私の倉庫の空きが15個以上出来ないの。倉庫に空きがないとVH遺跡荒稼ぎもままならないのよ…困ったわ、パワーマテたくさん拾って来てあげたいのに」 「…俺とHALTOの倉庫の中身が動かせないのはわからんでもないが…あとの3人は、プレイ時間もそんなでもないんだからなんとか都合がつけられるんじゃないか…? 捨てられないが使っていないアイテムは全部そっちに移せば…」 「そうねぇ。兄貴とお父さんの倉庫、まだそれぞれ30個ぐらいは余裕があるはずなんだけど…でも兄貴はハードまで、お父さんに至ってはノーマルしか入れないでしょう? そろそろ皆LVが上がって来てVH部屋でやることとかが多くなってるから、なかなか移動も言い出しにくくって。ハードでやることもあるけど兄貴の倉庫だってそろそろいっぱいいっぱいだしねぇ」 「…? そんなに何が入って…。…!」 「マグ」 「………!!(戦慄)」 「そう、マグがひしめいているのよ…マグのおかげで他のアイテムが入らないって言うか…シンクロ下がるからテクディスクみたいに手持ちに入れとくわけにもいかないしねぇ…」 「…マ…マグ…そうか、マグか…」 「捨てられないの」 「………(冷や汗)」 「捨てるつもりもないの」 「………(滝汗)」 「でもそれで新しいアイテムが取れなくなっちゃったら本末転倒よねぇ」 「そっ、それはそう思うぞ、HARUKI!(勢い込んで)」 「ふむ、大体潜るときはいつもVH部屋って感じだから…はーくんの倉庫にならわりと気軽に移動出来るのよね、部屋作り直さなくても」 「………? いや、俺の倉庫はもう一杯…」 「売って」 「………って…」 「はーくんの倉庫を埋め尽くしている武器を売って(はぁと)」 「…っ…! そ、それは、出来ん!」 「何故?! 使ってないじゃない!」 「い、いつもは使わんが状況に応じて使い分けてるんだ! 大体残してるのは属性つきの物ばかりだから…手放したら次いつ手に入るか…!」 「使い分けてるとか言いながら結局取り替えるの面倒臭がっていっつも同じの使ってるくせにー!」 「うっ…し、しかし、あるとないとでは大違い…」 「ドラゴンスレイヤー2本ともいらないよね、チェインソードしか使わないんだから」 「………(汗)」 「私ちゃんと知ってるんだから。カラドボルグとかヴィジャヤとか持ってることは持ってるけどはーくんいつもヘルグングニルと赤のセイバーとチェインソードと赤のハンドガンしか持ってないじゃん! ここんとこその4つしか使ったことないし使おうと思ったこともないくせに!(糾弾)」 「い、いや、それはだなぁ…!」 「だから、売って」 「うっ…」 「売り払って」 「…ぐ…HARUKIの倉庫に10玉以上あるマグを始末した方が早いんじゃないか…?!」 「いや」 「お、俺だって武器を処分するのは嫌だ!」 「置いといても使わないじゃない!」 「置いといても育てないじゃないか!」 「!!(ぐさっ)」 「…!!(しまった!という顔)」 「ふ…そうさ、確かに育てないさ…でも、だからって! だからってマグをどことも知れぬ闇の彼方に葬り去っていい理由にはならないじゃない! マグは生きてるのよ! 意志があるの! ご主人様を認識してHPTP満タンのボス戦前にレスタをかけて全員の戦意を喪失させたりフォースの高LVテクより低いLVのシフデバをかけて危機に陥らせたりするのよ!!」 「捨ててしまえそんなマグ!!(愕然)」 「この世から撲滅すべきマグはほたてだけ…ナラカさえいとおしいわ…」 「…無敵にならないマグはどう扱えばいいのかわからん…」 「ということで、売ってね」 「HARUKIの頼みでもそれは断る」 「お母さんと武器とどっちが大事なの?!」 「もちろんHARUKIだ! だが武器は手放さん!!」 「くっ…断言しやがったわこの子…!!(戦慄)」 「俺の倉庫をアテにするな。と言うか素直に誰かに頼んでノーマル部屋で移動させてもらえばいいだろうが」 「まぁ、それ言っちゃうとそれでおしまいなんだけどね…」 「しかし…マグだけは近いうちに何とかしないとどうにもならなくなるぞ。最近では欲しいと言う前から集まって来てるじゃないか…まるで倉庫の中から仲間を呼び寄せているかのように…」 「私達は坑道で拾うこと滅多になくなったのにねぇ。増殖し続けるわね」 「はっきりとは知らんが全員のを合わせたら60玉はいくんじゃないか。総数」 「まぁ、からっぽの倉庫にさえ入り切らないのね♪」 「喜ぶな! 対策はあるのか、対策は」 「倉庫の増設くらいしか思い浮かばないわ…?」 「…また人が増えるのか…」 「…4人…?」 「4人……?!」 「色々あってね。まぁ総数10人、キリがいいじゃない」 「そういう問題じゃあ…!!」 「でも安心して、はーくんはUlt連れて行くからね」 「…ああ…まぁ、それは…」 「オンで」 「LV80どまり?!(驚愕)」 「クックックック…」 「な、何だその笑いは!?」 「ああ…時間だわ…」 「何の…!」 「テレホ終了の」 「またか………!!(愕然)」 「NTTが気をきかしてテレホをせめて夜9時からにしてくれればまともな暮らしが営めるのにねぇ」 「その場合朝5時までだから確実に毎日使い切るくせに…」 「さあ、それじゃあ…」 「落ちて寝るか…」 「て言うか仕事ね」 「開店からなのか?!(戦慄)」 「ククク…クックック…」 「ま、待てHARUKI! 最近親父に似てきてないか?! というかもうワケがわからんぞ?! ……それで落ちなのか?! 落ちてないぞHARUKI!(必死)」
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