
|
 |
2001年12月04日(火) ■ |
 |
書庫の整理 |
 |
年末進行の関係上、今日は自宅の「本」の在庫整理を行いました。
私と本の出会いは中学1年生の頃。あのころ、某有名予備校の中学グリーンに 通い、国語の講義ではじめて「教科書にない文章」を読まされ、そんな中から 心情を読み込んだり、「それ」が何を指すのかを要約したりというのが、さっぱり 分からず、塾の個人面談を活用して、国語の先生に相談に行ったことにさかのぼります。 で、その際に言われたことが「なんでもいいから活字を読みなさい」。 ということで、とりあえず鉄道旅行好きだった私は、宮脇俊三先生の本を読むように なり、とりあえず活字を読むことに抵抗はなくなりました。 その際に「そういう趣味の本だけではいかん」ということでしたので、あんな本や こんな本を読むようになり、また中学3年の頃には、「ライトノベル」などという、 また知らない分野を友人に教え込まれたお陰で、無駄に本が増えだし、結果として 今では、段ボール2箱に引き出し3つという、文庫本にしては格段に多い量に なってしまいました。私のモットーに「文庫本は宝物、古本は買いはしても売りはしない」 というのを作り、未だ紛失の3冊以外は売り飛ばさずに現在に至ります。
今日も在庫確認をしながら、タイトルをみて、どんな内容だったかをのんびり考え たりしているうちに、あっという間に2時間近く経ってしまいました。
そうか、今ほど裕福じゃなかった頃は、活字で旅行してたんだな、自分。
|
|