サボテンは歌う。

2003年10月06日(月) HP作成の憂鬱

友人Sと帰宅後電話で話したのだが、彼女すこぶるご機嫌が悪い。
Sの職場でHPを立ち上げることになったのだけど
そのデザインがひどいと言うのだ。

「今すぐパソコンを立ち上げて見てみて」とせかされ、自宅のパソコンを
起動させてアクセスしてみると・・・。




・・・これはすごい。


業者に頼んでこれ?と目を疑うデザイン。
まるでどっかの地方自治体のサイトみたい。

言わば、

ある村の役場の職員(24歳・独身・市民課勤務)が課長に呼ばれて

「君は若いからパソコンとか使えるだろう。どうだ、うちの役所でも一つ
ホームページというのを作ってみてくれないか。やっぱり役場もIT革命
しないとなあ、はっはっは」

なんて言われ、

「いやあ、僕もよくわからないんですよ」

とか言いつつ、早速本屋で『誰にでもよくわかるHPの作り方』を
買い込んで3週間かかってやっとサイトを立ち上げ、

「いやあ、さすがに若い人は違うなあ。
こんなのが簡単に出来ちゃうんだねえ」

と課長にほめられ得意満面の職員(24歳・独身・市民課勤務)

の顔が浮かぶようなデザイン。



こんなの宣伝に使ったら逆効果だから絶対作り直してもらった方がいいよと
言ったのだけど、それが難しいらしい。
というのもこのサイトがこんな悲惨な状態になったのはHP作成業者に
罪があるのではなく、デザインはSの同僚T氏の手によるもの。
業者はT氏の指定を忠実に再現しただけだったそう。

そのT氏はHPの仕上がりにいたくご満悦で「変えた方がいい」という
意見は全く受け容れないんだとか。
Sは「こんなことなら初めから私がデザインすればよかった」
と嘆いてたけど後の祭り。
「私が作り直したデザインを使うようもう一度説得してみる」と
言ってたけどどうなることやら。



Sよ、健闘を祈る!


・・・とは言え、あのサイトが世に出るのを見てみたいとも思う、
ニキなのでした〜。
(←『今日のわんこ』風に)


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