サボテンは歌う。

2003年11月29日(土) 開眼!

トンボ玉教室の日。

ああ、それなのに仕事が入ってしまった・・・。
何とか頼み込んで仕事は午後からにしてもらい、1時間半だけの予定で教室に参加。

さて、ここのところコテの使い方に悩んでいたのだが、今回急にうまいやり方を発見!
どんなやり方かを説明するため、まずはトンボ玉の基本的な作り方を書いてみる。


【トンボ玉の基本的な作り方】

1 ガラス棒を右手で持って先をバーナーであぶり、溶かす。
2 左手で鉄の棒(シャフト)の先に薬をかけたものをもち、バーナーで温める。
3 左手でシャフトを回転させながら、バーナーの炎の中で溶かしたガラスを巻き取っていく。
4 シャフトをバーナーから離し、右手に持ったコテの上でトンボ玉を転がし、形を整える。
5 この後、模様をつけていく。


教室の先生やアシスタントの人も皆上記のやり方でやっていたので、
私も今まで同じようにやっていた。
でも、4のコテの上でトンボ玉を転がすのがどうしてもうまくいかなくて
先生には「もっと滑らかに転がして」などとと言われ続けていた。

ところが、今日新しく来たアシスタントの人のやり方を見ていると
3と4の工程の間で左手に持っていたシャフトを右手に持ち替え、
左手でコテを持っているのだ!

びっくりして「左利きなんですか」と聞くと、
「右利きだからシャフトを右に持った方がやりやすいから」とのこと。

また「やり方が決まってるわけじゃないから自分の好きなやり方でやっていいんですよ」
とも言われた。

早速、コテを左手に持って右手でシャフトを転がすようにすると、あら不思議!
と〜っても滑らかに転がせるように!

たしかに私って左手がものすごく不器用なので、右手でシャフトを持った方が
やりやすいのは当然のことなんだけど、そんなやり方は全く思いつかなかった。
まさに目から鱗の体験。

先生にも「形がきれいにできるようになりましたね」と言われ、大満足だったのに
あっという間に時間切れに。


あー、せっかく開眼した日に限って仕事とは!
今度行ったらまた元に戻ってるんじゃないかとやや不安・・・。


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