サボテンは歌う。

2003年12月18日(木) 引越記念日。

引越業者様、あなたは偉大です。
引越業という職業がこの世になかったら、私は一生引越できなかったと思う。


朝8時半に荷造り部隊の3名が到着。
皆で手分けしてどんどん荷造りしていく。
何でもため込んでしまう私がためにためたガラクタまでも丁寧に梱包してくれるので
申し訳ないと同時にかなり自己嫌悪。
どうしてこんなに整理整頓できないのかな。
うまく整理できなくて、どんどんしまい込んだまま見ないようにしていた棚が
きれいにされていくのを見て、今度こそきちんと仕舞いたいな、と切実に思う。


1時過ぎに梱包が終了したので近くのモスバーガーで昼ご飯。
自分は見ているだけであまり何もやっていないのにもかかわらず既にかなり
グロッキー気味。
精神的な苦痛が大きかったのかも。


運送部隊は3時過ぎにやってくる予定だけれど、新居の方にも新しく買った
荷物が届いてしまいそうだったので、元の家はK氏に任せ、一足先に新居へ向かう。
何と言っても道路を挟んで向かいに引越すだけなのでこういう時は便利。


ところが、部屋に入って電気をつけようとしたらつかない!
ブレーカーが切ってあるということはわかったけれど、そのブレーカーに
手が届かない・・・。

電気はさておき、水は使えるのかなと思って、トイレを流してみると、こちらは
ちゃんと流れた。
「ああ、よかった」と思ったら尿意を催したのでトイレをすませる。

と・こ・ろ・が!

さっきはたしかにちゃんと水が流れたのに、今度は全く流れない!

あせって何度もレバーをひねっても流れない。

困っていたら、ドアをどんどん叩く音が・・・。
何とこんな時に限って、頼んでいたテーブルが届いてしまったのだ。
電気がつながっていないので、インターホンが鳴らず、ドアを叩いていたらしい。

仕方なくトイレを流さないまま応対したが、配送員が
「トイレを貸して下さい」って言い出したらどうしようと気が気じゃなかった。

その上、続けざまにテーブルの組み立て中にガスの開栓のための点検員が来るわ、
本棚が届くわ、てんやわんやの状態。

でも、ガスの点検員が背の高い人でブレーカーをあげてくれ、しかも水道の
元栓も開いてくれたので本当に助かった。
水道が開いた瞬間に、こっそりトイレに入って水を流したのは言うまでもない。


結局荷物の搬入が全て終わったのは8時頃。
夜ご飯は引越し蕎麦ならぬ引越ラーメンを食べに行った。


これだけでも相当疲れたのに、この後山のような荷物の開封作業が・・・。
いったい段ボールが部屋からなくなるのはいつになるんだろう?


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ニキ [HOMEPAGE]

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