余談ですけど。
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私は、ハンガーをできるだけ脇にはさみこんで、 目立たなくしようと必至でした。
紙袋かなにかに入れれば良かったんですが、 かばんに入るでしょう、と 甘い考えで家を出てしまったのデス。
電車にのると、 ハンガーはヒトキワ目立つようなカンジです。
「なんなのこのコ」光線がビシバシ飛んできている、 そんなカンジです。 自意識過剰グラフはY=Xの二乗。
ゴメンナサイ。ゴメンナサイ。 私はこれから イトウ家の食卓でハンガーの裏技を披露するのでもなければ、 ジャッキー・チェンに弟子入りしてこれで戦いたい訳でも ないんデス。信じて下さい。お願い。プリーズ。
祈り続けて、ようやく私は目的地にツキマシタ。 すごくハズかしくってさぁ、という私に 友人はいいました。
「ハンガーで戦ったのは、タケダ・テツヤだよ」
今からでもあの車内のヒト全員に事情を説明したい気分デス。 …余談ですけど。
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