独り言は心の叫び・・・
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2003年05月16日(金) |
友人が結婚・・・どうしてこうも俺と違うのか・・・ |
久しぶりに友人から電話があった。
約14年来の長い付き合いがある、 数少ない友人と言うか親友?からの電話だ。
『俺さー、結婚するんだよ。』
!? いきなりの友人の発言が信じられなかった。 それと同時に俺は愕然とし、落ち込んだ。
結婚してほしくないから落ち込んだ訳では無い。 俺とのあまりにもの違いに落ち込んだのだ。
電話での会話に友人の大人さを感じた。
『これ以上同棲しててもしょうがないからさー。』 『最近引越したんだよ。』 『本当はマンション買おうかと思ったんだけどさー。』
一つ一つ友人の発する言葉に俺は胸が締め付けられる想いだった。 かろうじて平静さを保つ事は出来たが・・・。
どうしてこんなにも違うのだろう・・・。
彼はごく普通に学生生活を過ごし、 専門学校へ行き多種の免許を持ち、 転職はしたが定職に就き、 ごく普通に恋愛をし、同棲をし、そして結婚へ。
・・・大人だね。
それに比べて俺は・・・。
俺はロクに学校も行かず、学歴も無く、 未だに定職にも就かず、親のスネを噛り、 恋愛経験も浅く、孤独に生きる。
・・・どうしようもないただの子供だ。
なぜこんなにも俺と違うんだ。
本当に人間って言うのは不公平に出来てるものなんだね。
・・・いや、そうじゃ無い。不公平では無い。 俺が悪いんだよね。 意識的に、そして無意識的に「自ら選んだ道」なんだよね。 これが「俺の運命」なんだよね・・・。
そして、心にも思っていない『おめでとう』の言葉を言い電話を切った。
・・・ごめん。今の俺には無理だよ。 心を込めて「おめでとう」なんて言えないよ。 そうだよ、俺は悔しくてしょうがないんだよ。 昔から俺はお前に優る物が無かった。勝てる物が無かった。 俺はお前に嫉妬しているんだよ。 それほど俺の心はすさんでしまったんだよ・・・。
友人との電話の後、そして、 この日記を書いている今も俺の胸は締め付けられる。
なんなんだこの想いは。 なんなんだこの胸の苦しみは。 なんなんだこのイライラ感は・・・。
だめだ、発狂しそうだ・・・。
あー死にてぇよ・・・。
まるで先が見えないよ・・・。
いつになったらこの暗闇から抜け出せるのだろうか。
いつになったら友人と対等に話せる時が来るのだろうか。
いつになったら友人と偽り無く笑って話せる時が来るのだろうか。
いつになったら・・・。
それとも、このままなのか・・・。
このままこの生き地獄を味わい続けるのか・・・。
しかし、こんな俺の心の片隅に、ある感情があることを否定出来ない。 それは何処かでこの悲劇に酔っている自分が居る事。 「悲劇の主人公」的な自分がね・・・。
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