さてオボちゃん会見。会見自体は仕事していたのでリアルタイムで見ることはできなかったが、今は会見内容が再現されているサイトなどもありさっそく会見の内容を確認した。
STAP細胞が存在しないのはもうすでに分かっている。T細胞受容体遺伝子の再構成が確認されていないので、STAP細胞はない。医学生レベルの知識である。万能幹細胞はあったかもしれないが、すくなくともT細胞由来ではない。
こんな大切な内容を、3/5に理研がさっくりと認めていて(これ自体は、本当は驚愕すべき内容で、マスコミは本来ここを突っ込まないと話にならない)、その時点で議論は終了している。あとは内容にねつ造があったのかどうかは正直興味はないが、現段階ではあったとしか言えないだろう。これで彼女の研究者人生は終了。
しかし会見の内容を見ていて思ったのは、日本のマスコミのレベルの低さ。理系の記者はいないのか。
そして、今回の会見を見ていて、少なくとも彼女は本気でSTAP細胞の存在をいまだに信じているということはよくわかった。あと、「第三者が再現に成功した」というのは絶対にウソである。だって、STAP細胞は存在しないのだから。そしてウソがばれたときに「心神喪失状態に近かった」などと言いだすだろう。
てめえが思うには、おそらく彼女がSTAP細胞だと思っているのは、別の幹細胞(おそらくES?)を見ているだけであろう。なぜESが入っているのかはここでは触れないでおこうと思う。
そして、共著者が誰もSTAP細胞について疑問に思わなかったのは、おそらく医学系の人が少ないからだろう。上記したが、T細胞のことについては医学部生でも知っていることで理解できることである。逆に言うと、小保方さんを含め医学部を出ていない人はおそらくそこを疑問にも思わないだろう。
そんなわけで、てめえの疑問は京大医学部を出ている笹井氏がなぜそこに気が付かなかったのかということ。いくつか予想できることはあるし、それは今後明らかになるだろうと思う。そしてこの問題についてはもうええわ。
今日たまたま見つけたブログが非常に分かりやすかった。ここが一番わかりやすいのではないだろうか。まあ書いておられることはてめえが考えていることとさほど差はないし、免疫の知識がある人はおそらく同じように理解していると思う。
いまさら人に聞けない小保方晴子のSTAP細胞Nature論文と捏造問題の詳細 その1 TCR再構成と電気泳動実験
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