2014年04月12日(土) |
春のボーナスゲット。 |
手持ちのお金がなくなったので(普段はあまり現金持ち歩かないのです)、お金を降ろそうとATMに行ったら残金がどかんと増えていて驚いた。
「どかん」は言い過ぎかな。「とかん」くらいか。これは「春のボーナス」が振り込まれたということですね。要は確定申告の還付金が入ったということですが、いやあ純粋にうれしい。このお金は、いつものようにまた「セーブザチルドレン」および「ラオスのこども」への寄付と株式購入に使おうと思う。
そんなわけで、「生活防衛」のためと称して税金対策について書いておこうかと思う。いや、基本的にはてめえは愛国者なので税金はそれなりに払いますが、正直ちょっと取られ過ぎだと思うんですね。そして取り返した分は、生活防衛というよりは世界の貧困に喘ぐ人たちのために使いたいと思う。株式購入も然り。
1.事業をする。
てめえは基本的に給与所得な人なので、毎月給料をもらうときにはすでに山盛り税金が引かれている。この「源泉徴収」については賛否両論ある。もともとはナチスドイツのやり方をまねて1940年に導入された。戦争にかかる費用としての税金を効率よくゲットする方法として導入され、これがそのまま続いている。
国の側から見れば、効率よく給与所得者から税金をゲットできるメリットがあるが、正直抜け道がいくつもある自営業者との差は否めないところ。しかも、税金を払っているという実感が弱くなるため、政治経済への興味を持ちにくくなるというのがデメリットだと思う。
そんなわけで、事業を始めるのが税金対策の第一歩。しかも、赤字になる事業を行うのがこの場合「正解」となる。だって、黒字事業をしたらさらに税金取られるしな。
しかも、青色申告者にはいろいろメリットが用意されている。詳細は書かないが、源泉徴収されている給与所得者であり続けたらこのことは知らなかったと思う。
「赤字になる事業」は何でもよい。例えば「レストラン評論家」として開業する。この場合、外食は全て経費になる。飲んだワインも含めて。東京のレストランに食べに行ったらこれも交通費含め全て経費。どうですか、これはすごいよな。
ただ食べ歩くだけでは「事業」でも何でもないので、食べ歩いたレストラン評論を適当にまとめて自費出版すればよい。昔は自費出版自体が初期費用も必要で敷居がそれなりに高かったが、今はなんとAmazonにアップロードするという裏技もできる(Amazon kindle direct publishing)。これだと初期費用もほぼ不要で、ただアマゾンの様式に従ってアップロードするだけ。
アマゾンでアップロードして、売れればそれはそれでよし。でも普通は売れないでしょ。しかし「売上−経費」が赤字になればなるほど、その分の税金が返ってくる。
例えば。これはほんまに例えばの話だが、てめえが源泉徴収された税金が100万円あったとする。
「レストラン評論家」として、1年で100万円食べ歩く。Amazonで自費出版して、もの好きな人が購入して20万円売れた。この場合80万円の赤字になるのだが、これを申告することで税金が返ってくるわけだ。しかも青色申告すれば、小規模の事業なら10万円、そうでなければ65万円の控除がある。その他もろもろを考えれば、給与所得者として源泉徴収された100万円はほぼ返ってくることが期待できるだろう。
どうでもいいが、てめえの好きな友里氏はおそらくこの目的でレストラン評論をされているという側面はあると思う。何と言っても彼の本業は社長だし、毎晩食べ歩いている分は税金対策にもなるだろう。
2.寄付を行う(地方税とは関連せず)
要は、まっすぐ国庫に向かうその一部を素晴らしい事業を行っているNPOに差し上げたいということ。寄付した分の一部は控除される。これは税金対策とはちょっと違うし、どちらかというと税金として払う分をNPOに流すという感じ。
てめえは「世界の恵まれない子供たち」に対する事業を行っているNPOを応援したいと思っている。大人が病気になるのは多くはてめえの責任であることが多いが、子供の病気は貧困によるものなど、本人の問題ではないことが多い。
その中で貧困ゆえに生じる病気は予防可能である場合が多く、てめえは医療従事者として、そしててめえ自身も貧困な子供だった経験もあり、世界中の貧困の中に生きている子供たちに、自分でできることをしたいと思っている。この思いはたぶん死ぬまで変わらない。そして親父の件がなければ、養子なども引き受けたかったし、今後状況が変われば養子を引き受けるかもしれない。
3.寄付を行う(地方税と関連する)
2とは異なり、こちらは本物の税金対策。いわゆる「ふるさと納税」を利用する。
地方自治体に寄付を行うと、所得税のみならず地方税も免除される。つまり、2の場合と異なりほぼ全額が返ってくるのだ。地方税対策としてはほぼこれしかないと思われる。
例えば、てめえが5年間住んだ、大好きな大好きな名護市に5万円を寄付する。地方自治体への寄付は2千円が控除されるので、48000円が返ってくる。
結果として、てめえは2000円払うことで、てめえの税金の納める先を名護市に変更したということになる。
この場合、寄付先は別に自分とは無関係の自治体でも可能である。てめえが去年行ったのは、長野県阿南町への寄付である。阿南町は、1万円の寄付ごとに、阿南町産のコメを20kg送ってくれる。
例えば3万円寄付すると、コメが60kg送られてくる。一度に60kg送られてくるとちょっと困るが、毎月10kg毎などのリクエストにも応えてくれる。これだと、6か月にわたって毎月10kgのコメが送られてくる。
控除は2000円なので、最大28000円の税金が返ってくる。つまり、自己負担は2000円で、コメ60kgを得ることができる。これはすごい。
そんなわけでためらわず試してみた。正直コメの質はこの場合問うてもしゃあないやろと思っていたが、これが意外に旨かったのだ。おそらく町としてもこの事業自体に力を入れていて、まずいコメはさすがに送らないということだと思う。
そもそもてめえはそんなにコメを食べないので親兄弟などにコメを配ったがこれまた評判も良かったぜ。そんなわけで、これは今後も続けたいと思う。
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