解放区

2014年05月16日(金) Mac book air/有機農法

前から欲しかったMac book airを衝動買いした。

前からずっと欲しかったのだが、夜中にネットサーフィンしててすげえ欲しくなり、おもわずぽちっとしてしまった。もちろん、全く後悔していないぜ。やっほー。

てめえは自宅にデスクトップが1台、ノートが1台、職場にノートが1台と計3台のPCを所有している。加えてタブレットも1台あり、iPhoneもあるので、ネット環境に関しては正直やりたい放題。ちなみにPCは全てDELLである。

昔はデータを共有できなかったので、デスクトップ1台で色々と管理していたのだが、今はクラウドサービスもあり、どの端末で作業していても、別の端末で続きができる。すげえ時代になったものだと思う。

さて。Mac book airを買った。使い道としては主に仕事で、と言うことになると職場に置きっぱなしにしてあるDELLが不要になるわけだ。

そんなわけで、このPCを妹にあげることにした。妹もDELLのPCを愛用していたのだが、残念なことにクラッシュしてしまったのだ。

そんなわけで、PCに入っているあらゆる個人データを消去し、妹には明らかに不要な医学系のプログラムをアンインストールした。OSはVistaだがまだよく動くし、いらないプログラムを消したことで動きも軽くなったので、まだ働いてくれるだろう。




先日後輩を指導していた時のこと。「結局、医学って健康指導に尽きる」と言うことを彼が言いだしたので、結構盛り上がってしまった。

「それでね、さんざん考えたのですが、健康のためにはやっぱ有機野菜かと思って。大○を守る会というところと契約したんですよ」と、彼は言った。

そうか。やっぱりそう思うんだよな。有機栽培が良いというのは誰にでもわかりやすいのだけど、それが健康と結び付くのだろうか。


というのは、有機栽培に関するてめえの二つの疑問があるからである。これが解決されれば、てめえは喜んで有機栽培された野菜を買うだろう。


一つ目。飼料の問題。そもそもその飼料はどこから来たのか? それが動物の糞尿であれば、大きな問題がある。というのは、飼われている多くの動物には、病気を予防するためにあらかじめ抗生物質が投与されていることがあるからだ。

抗生物質は、本来「予防」ではなく「治療」に使われる。例えば、我々は感染症予防のために毎日抗生物質を内服するか? しないわな。仮にしたらどうなるか? 副作用が出る危険性はもちろんある以上に、体内で耐性菌を育てるということになりはしないか。もちろんなるだろう。抗生剤の効かない細菌を体内で育ててしまう以上に、毎日糞便に代謝され損ねた抗生剤が多量に含まれる。

耐性菌と、抗生剤を含んだ「有機肥料」で育った野菜、食べたいですか。



二つ目。「永田農法」というものがある。トマトが有名だが、要は原産地に近い環境で育てると最も栄養価が高くなる、というものである。

トマトの原産地はアンデスである。アンデスは高地にあり、雨もほとんど降らない。結構厳しい環境である。

そこで、永田はアンデスと同じような環境でトマトを育ててみた。日本は高温多湿なので、水分を絶つためにビニールハウスでトマトを栽培した。土壌は敢えて痩せさせて、萎れてきたら少しだけの化学肥料を与えた。

その結果出来たトマトは、非常に旨く、かつ栄養価が非常に高かった。つまり栄養としての効果を求めるだけであれば、化学肥料を少量だけ使った永田農法の方が良かったのだ。しかも抗生剤の問題も全くない。


そんなわけで、てめえは「有機栽培」と聞くとむしろ上記の問題を考えてしまうのだ。まあ後輩にはそんなことは言わなかったけど。そして、世の中には耳触りのいい言葉を並べて人を騙す人もたくさんいる。

そんなことを言うと、結局自分で作らないとあかんようになるんやけどな。

なので、てめえとしては、どこまで本当なのかどうか怪しいものよりは、より確実なものを選びたい。つまり、ホンマに健康的なのかどうかわからん有機栽培よりは、明らかに健康に効果のあるω3系とか。


そんなわけで、後輩には「有機栽培もええけど、もしかするとさらに健康に関連するかもしれない脂質に目を向けてみてはどうだろうか」とω3系について熱く語った。彼は「蒙が啓いた。嫁と相談して、エゴマ油買います」と言った。


 < 過去  INDEX  未来 >


い・よんひー [MAIL]

My追加