今日は捏造に関連する二つのニュースに接して、本当に驚いてしまった。正直驚いたどころの騒ぎではないのだが、今日考えたことを書き記しておく。
一つ目は、笹井氏が亡くなったこと。
学問がなんであるかを不幸にも学ぶことなく研究者としてこの世に出た女性のために、学問の世界をリードして来た研究者が亡くなった。彼女は、この結果をいったいどう総括するのだろうか。それ以上に、そんな彼女を世に送り出した早稲田はどう落とし前をつけるのか。
二つ目は、朝日新聞が「日本軍による、従軍慰安婦の強制連行が捏造だった」と、暗に認めたこと。
http://www.asahi.com/articles/ASG7L71S2G7LUTIL05N.html
物証もなく、証言だけしかなかった慰安婦問題だが、これをはじめに報道した朝日が「虚偽と認めた」って、これは凄い大ニュース。証言そのものが嘘だったら、もう存在してませんやん。
朝日新聞の報道があるまで全くこの「慰安婦」問題をとり上げなかった(だって存在しなかったのだから)韓国がこの報道の後に「慰安婦の強制連行」大キャンペーンを始めたのだが、朝日新聞はてめえのせいでここまで拗れた日韓関係にどうケリを付けるつもりなのだろうか。
そして、今回朝日新聞によって梯子を外された、自称「元慰安婦」はどうするのだろうか。今後「韓国軍慰安婦」についての事実が明らかになってくると思うが、事実として存在しなかったこと、それに対して「謝れ!」と言って来たことに対して、韓国政府はどうけじめをつけるのだろうか。果たして彼らは日本に対して謝るだけの器があるのか。
ていうかライダイハンについて韓国はベトナムに謝罪しないのはなぜか。日本にはありもしなかったことを謝れと言っておいて、自分たちがしたことは絶対に謝罪しない。ただ感情的でなぜか尊大で、理知的な会話が出来ない人たち。ベトナム政府はこの件に関して、もっと戦うべきだと思う。
しかしあの心優しいベトナム人たちはそんなことしないだろうな。だって、あれだけ国土をめちゃくちゃにしたアメリカに対してすら謝罪求めてないからね。ベトナムを見ていると「未来志向」とは何かということについて考えさせられる。
過去は過去で、これからは未来を見て行きましょうというメッセージだと思うし、それはとても建設的だと思う。過去を謝れとしか言わない(その内容も捏造だったってわかったが、このことをどのように落とし前をつけるのだろうか)方々と違ってね。
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