創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2003年09月21日(日) ボローニャ国際絵本原画展。

毎年この時期に開催されるこの原画展に行ってきました。
原画の美しさをしっかり堪能してきたんだけれど、今回は少し粗い感じも受けました。
今年は日本人の作家さんが多くて吃驚です。
日本人作家さんはあまり「お国柄」と言う色を使わないような気がするんだけれど、他の国の作家さんは独自の色があって、私の国のイメージと絵や色使いがマッチしている。
でも、日本人作家さんは決して「和」だけではないし「和」を表現している人は少ないと思う。
それは何でなんだろう。
西洋風なのが好きなのか、日本以外を表現したいのか。
解せないのは、何故か英語を使っている事。
タイトルもそうだし、台詞に英語が使われている。
日本語での表現の方がインパクトもあるし、絵のイメージも面白くなると思うので、勿体無い気がしてならない。
あと、前から感じるのは日本人作家さんは色のバリエーションが多いんだよね。
外国人作家さんはバリエーションが少なく、そして紙も使いまわしなのか、ワザとそれを使っているのか解らないような、レポート用紙の裏(しかも裏には文字がかかれてある)だったりする事が多い。
日本のように何でも手に入る国ではなく、画材1つ買うのもままならないからそれを使っているのだろうか。
等、考えながら見ていると、絵に込められた意味だとか、バックにある世界だとかが広がって見える。
アクリル・グァッシュで描かれたイラストは好きなパターンが多く、いずれ私も使って見たい画材の1つです。
でも、水彩絵の具やカラーインクをメインに色鉛筆、パステルでしか描いたことないので、凄い事になりそうですが…(笑)
きっと見れたもんじゃないだろう。

大好きな絵本作家さんのサイン会もあったので、サインして貰ったのです。
可愛いイラスト付きで大満足。
ポストカードも毎年何枚か買うんだけれど、今回は気に入った絵のポストカードが殆どなく、3枚のみ手に入れポストカードホルダーに追加!
元々ポストカードが好きなので、沢山集めていて、イラスト集みたいな感じになっていて見ているだけで和みます。
そろそろ新しいホルダーを買わないとなくなりそうです。
100円ショップに行かねば(笑)


 ←昨日  目次  明日→


未森

My追加