創造と想像のマニア
日記というよりもコラムかも…

2003年11月22日(土) 音楽。

私は昔から好きになるミュージシャンは男の人が多い。
それは私が女だから、というのはあまり関係ないとは思っているのだけれど、どうでしょう。
楽曲は勿論の事、言葉に惹かれるタイプなので、嵌る言葉を紡ぎ、歌い上げる人じゃないと魅力を感じないみたい。
特に男の人の女々しさに弱いようです。
だから稲葉の詞が好きだったり、KinKi Kidsの剛くんの詞が好きなんじゃないかと最近思うようになった。

洋楽もたまに聴きますが、殆ど邦楽ばかり聴いています。
そこも言葉が解らないと聴いていて苦しくなる時があるからなんですが(笑)
「この人は何を伝えたいの? 何言ってるの?」
とそこが気になってしまうから。
それ以上に音が魅力的だと気にせずインストと同じ感覚で歌声も楽器の一部として聴きます。
小学生の頃はどちらかと言うと洋楽ばかり聴いていました。
マセてた部分もあるけれど、音が日本人が作る音と全く違い、嵌るアレンジだったり、嵌る音、嵌る音色が多かったから。
でも、ある日音楽番組に外国人ミュージシャンがゲストに来ていて「新規開拓出来る」と喜んでいた所に、日本語訳が「君のストッキング」と何度も何度も「ストッキング」について延々と述べられており、それを歌っているわけですよ(笑)
音を聴くのも忘れ「ストッキング」の文字ばかりを追い、それから日本語訳を気をつけるように見ていると結構おかしな歌詞を酔った感じで歌っていて、一気に冷めてしまったのです(笑)

自分でも極端だとは思いますが、いい音でいいメロディでも口ずさむ言葉が「君のストッキング、ストッキング」だと歌詞を覚えようと練習までする私には辛く(爆笑)まるでバツゲームを知らないうちにしているように感じたんです。
真似して歌っていたのはビートルズとマイケル。
ビートルズの詞はとても好きだからいいんだけどね。
勿論マイケルも独特で好きなんですが(笑)

せめて英語が解ればもっと自分が聴く音楽の幅も広がりそうなんですが。

と、いう事で嵌れる女性ミュージシャンがいるといいなぁ… と思っています。
でも「痛いくらいに解る」言葉を紡ぐ人がいない。
ただ単に言葉を並べるだけではなく、本当にその人の心を削って紡いだ言葉じゃないと嵌れない。
何となくですが男の人の方が自分を削っているような気がするんです。
その言葉を聞いて自分の今までがフラッシュバックする感じを求めているのかもしれない。
単に綺麗な言葉を並べただけじゃ身にしみない。
恋愛下手な人の方がよりリアルな言葉を生み出しそうな気がします。
そんな女性ミュージシャン… いないかなぁ。


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未森

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