とにかく読みやすかった〜。三島由紀夫の作品の中でもかなり読みやすい本なんじゃないでしょうか。 次はドストエフスキーを読む予定にしていたのですが、次は日本の女性作家さんの文章を読みたい気持ちになったので、山本文緒さんか川上弘美さんの本を読もうと思っております。 ちょっと歪んだ愛情の話を読んだから、女性が描く物語を読みたくなったのかもしれない。ま、女性が描くからといって、歪んでいない愛情の話だとは限らないんだけどね。前から読みたいと思っていた作家さんだったので、読んでみようと思います。 この2人の本は新潮文庫じゃないので、栞を使うのですが、スピンに慣れているからどうしても落としてしまうんですよね。薄い本に少し厚めの栞だから落ち易いのです。でも、薄っぺらい栞だったらどこに挟んだのか解らない時もあるしね。スピンをつけると、上の部分がざくざくのままになってしまうという事で、スピンにしている出版社はもう新潮文庫だけなんですよね。勿体無い。 私はあの上のざくざくな部分が好きなんです。ビシッと綺麗にしてある本もいいけれど、少し雑なつくりに見える本も大好き。 読み込まれた本も好きですしね。いい具合に読み込まれた本を読んでいる人を見ると、その本はとても大切に、でも、何度も何度も読まれているんだな… と、羨ましく感じるのです。本も、その人も。 私が持っている本で、そこまで読み込まれた本というのはないような気がする。カバーかけて読むから読み込まれた感が出ないのかもしれないけれど。 でも、何となく、いい味が出るのは新潮文庫のような気がする。元々古くさい感じというか、老舗の文庫という感じがするからなのだろうか。
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