初めての本というか、初めてその作家さんの本を読む時ってドキドキします。この人の文章の中に入っていけるのか、どういう癖を持った作家さんなのか… 視野を広げたい、嵌りたいという思いが強いからなのかもしれないのですが、必要以上に力が入ってしまうような気がします。1回読めばOKというのではなく、何度も何度も再読したくなる本をいつも探しているので、ついついミステリィ以外を… 文学のみ新規開拓をしがちなんだけれど、珍しい事にミステリィを読みました。 ミステリィと言っても事件が起きました。探偵気取り(じゃなくても、一般市民)が事件に首を突っ込んで… というものや、推理が中心というか、パズルっぽいものではなく、物語がしっかりとしているミステリィだったので、ミステリィを読んでいるという感じが全くなかったのが良かったのかもしれない。 でも、初読の時に伏線は無視して読みがちな私ですが、珍しく今回は貼られた伏線に気付いたというか、そこに引っかかりを感じながらの読書だったので、初めての体験もさせて貰いながら物語を楽しむ事が出来たのが嬉しい。 久し振りに少しでも時間があれば本を読みたい。続きが気になる… という気持ちも体験出来た。これがあるから小説が大好きなんですよね。分厚い小説だったのに1日で読了し、その作品と決して近くはないけれど、リンクしている本も手に入れてスタンバっています。 以前は初めて読む作家さんはシリーズ物を書いている人が多かったからか、1作目から読まなければいけないとい意識が強かったのですが、沢山作品が出ていて、シリーズというか、リンクする作品も結構あるのに、今月出た新刊から読み始めました(笑) シリーズではなくても、なるべくなら1作目から読もうと今までは我慢というか、礼儀だと思っていたんだけれど、それによって、読みたい本にまで辿り着かない事が結構あったんです。1作目が面白くなかったから… という理由で。 勿論シリーズものだったら今でも迷わず1作目から読みますが、それ以外の作品は惹かれた作品から読もうと思います。リンクする作品があって、後で「こっちから読めば良かった」という後悔が出てくる可能性は高いけどね(笑) でも、面白い本に辿り着かない可能性の方が今までは高かったような気がします。興味を持った本に辿り着かない事が多かったのです。だったらせめて目的の本だけでも読めばいいのに… とも思うのですが、それまでに読んだ本のイメージが悪かったりすると、興味は持っているけれど、気持ちが萎えてしまっているから駄目なんです。勿体無いですよね。 自分の中の「旬」を逃さないようにしなければ。
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