Sun Set Days
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今日は取締役を交えての会議が無事終了する。 ここ数日今日の準備にかかりきりだったので、上司ともどもとりあえず一安心。 もちろん様々な課題が新たに発生はしたのだけれど、少なくとも前に進んでいるという感じがするのは単純に楽しい。 来週は出張やら個別事例についての打合せやらであちらこちらに行くことになっているのだけれど、それもとりあえず楽しみ。
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今日は某CDストアの試聴機で良さそうなCDを多数発見。 欲しいー、欲しいーと心の中で身もだえしていたのだけれどとりあえず我慢。 ただ、名前だけはメモしておく。 最近CD買ったばっかりなので、ちょっと自粛。 僕は一応PDAを持っているのだけれど(ソニーのCLIE)、いまだに紙のメモとどっちが便利なのか判断できない。どちらにも当然のことながらメリットとデメリットがあって、どちらかと言うと紙のメモの方が役に立っている。電話番号等をPDAに入れているのだけれど、それは携帯電話にも入っているし、メールを受信することができるのは重宝するような気もするけれど、そんなに急を要するものってそんなにない。To Doリストは役にたつけど絶対に必要かというと首を傾げてしまうし。 でもまあ、せっかく買ったのだから使ってはいるのだけれど。
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『クリック』読了。佐藤雅彦。講談社。 実はこの本はいままでに何度も読み返している。超のつく短編集で、小気味よいアイデアがずらりと並んでいる。 一つ一つの話(クリック)は本当に短い、けれどもとても魅力的。 たとえば、カメラという題のクリックは、
「カメラはいつも眠ってる 目を開けるのはほんの一瞬」
という文章にカメラの絵が描かれているだけだし、「屈辱」というクリックでは、
「苺は、ショートケーキの上に置かれるのが一番きらい ジャムにされるのは二番目にきらい」
という文章だけ。 そういうワンアイデアのクリックが63並んでいるのだ。 あっという間に読めてしまう。 半年に一回くらい、つい通して読み返してしまう。 著者はポリンキーやだんご3兄弟、あるいはプレイステーションのゲーム『IQ』の生みの親で、やっぱり発想がとてもユニークだ。 僕は大体通して読むのだけれど、適当に開いたページを見るのだけでも充分楽しめる。 これはオススメです。
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そう言えば、まだ千葉に住んでいたときに友人の女の子が海外から帰ってきて、成田空港まで車で迎えに行ったことがあった。 その日はそのまま僕の部屋に泊まったのだけれど、その夜にも『クリック』を薦めたのだった。 その女の子は眠る前に『クリック』をぱらぱらと読んで「すごく面白いね、これ」と言った。 男女の友情が成立するのかどうかとかそういうむつかしいことはよくわからないのだけれど、少なくとも信頼されてはいるのだなとは思ったりはした。信頼していないと男友達の部屋になんか泊まれないだろうし。 ほら、男は狼って言うし。 それなら僕は羊ということに。 メエ。
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この間飲んでいるときに、女の人が二割増で可愛く見えるシチェーションの話になった。 そういう話って男同士になると意外と出てくる。 女同士でもたぶん同じような話が出ているのだろう。 そのときに出てきたのがまず浴衣。 というか僕が言ったのだけれど、浴衣は絶対に二割増。 情緒とかはかない感じがしてよい感じ。 花火大会や盆踊りとか。 相手はそれに深く頷いてくれる。 そこには確固とした連帯感が生まれる。 そこが混雑した飲み屋でなければかたく握手を交わすくらいに。
そして、相手の二割増しはスキ―ウェアだった。 これも定番だ。 個人的にはそれほどでもないのだけれど(地元が北海道だったし)、たいていの人にとっては確かにストライクゾーンにモロに入ってくる。しかも剛速球。
それで話が盛り上がる。
そして、一番は何かという話になった。 二割増シチェーションの中でも一番は何か。
何か……
それは、浴衣の上にスキ―ウェアでした……
もちろん、そんな人はどこにもいないのだけれど、ロッジか何かでスキ―ウェアを脱ぐと浴衣。 もしそんな人がいたら間違いなく恋に落ちます。 一瞬のうちに。
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いないいない。
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