イヌノサンポ
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 オルカ




昨日のNHKスペシャルは、ここ最近で一番みたかったドキュメンタリーでした。
凍傷で指を失った登山家夫婦が、07年8月に北極圏・グリーンランドにある、高さ1300メートルの未踏の大岩壁に挑んだ記録。

山野井泰史さん42歳、妙子さん52歳。
2002年秋、二人はヒマラヤの高峰ギャチュンカンで下山中に雪崩に巻き込まれ、凍傷で泰史さんは10本、妙子さんは18本もの手足の指を失い、クライマーとして致命的なダメージを負っていました。

映像では、その手足の指の状態は、普段の生活、トレーニング、そして今回のアタックの途中と何度もフューチャーされていました。

番組を見終わった時、山野井夫妻の「夫婦愛、仲間の友情、折れない心」に感動して、ウルウルしました。

クライマーとしての喜び「登頂」を、妙子さんに譲り、チームみんなで眺めたオルカの頂上での景色は、きっとものすごく素晴らしいモノだったのでしょう。

同行したカメラのおかげで、こんな素晴らしい記録と景色がみれたことに感謝したいです。

しかし、あの生き生きとした山野井夫妻の顔w
2人の挑戦は、まだまだ続きそうですね。

2008年01月07日(月)
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