日記...泰太

 

 

必要なのは、紐と、しりを叩く人。 - 2005年05月26日(木)

【概況】

 天気晴れ。体重未測定。

 今日は、学校に行かず、職に就いていない「ニート(若年無業者)」が社会問題となる中、政府と経済界などが連携して対策を考える「若者の人間力を高めるための国民会議」(議長・奥田碩日本経団連会長)の初会合が都内のホテルで開かれ、「大人の本気見せよ」と気勢を上げた日です。9月には「国民宣言」を採択する予定。

 

【朝】

 6時55分起床。7時15分外出。内勤です。

【昼】

 喫茶店で日替わり定食。

【夜】

 19時帰宅。洗濯中。で、これ書いてます。

【雑記】

 今、ニートと値上がりマンションを語らせれば毎週毎週特集を組んでいる「Yomiuri Weekiy」の右に出るものはないが(ちなみに負け犬と電車男を語らせれば「AERA」だ)、その「Yomiuri Weekiy」ですら、ニートに対しては一時の叩きから取材の蓄積によるものか、相当風向きが変わっている。従前の、放っておけ、から、積極的に介入してでも表舞台へ引っ張り出せ、へだ。

 「大人の本気見せよ」とか、かっこつけた標語で何とかなるなら見てみたいもの。笑わせる。

 私も、半引きこもりだった少しは分かる。名言「働いたら負けと思っている」なんていうのはニートの本音ではなく、彼らがせめて、そう思いたいだけの儚い願望にしかすぎない。「仕事でも、学習でも、その他なんでも。動いたら勝ちで価値」に決まってる。そんなこと彼らが一番分かっているんだ。くだらないことに金をかけるくらいなら、政府ももう少し真面目に対策を考えるべきだろう。そこに紐があれば、のぼってこれる者もいる。紐の下で、しりを叩けば、登って行ける者だっているはずだ。

 自分で階段を探して登っていける者にとっては、はなはだくだらいないことかもしれない。でも、誰だって階段を探せるわけでは無いのだから。


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