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Oh Load - 2003年03月31日(月) TVのニュースで、砂漠の中にたたずむ聖職者を見た。彼は黒い肌で、サングラスを掛け、迷彩の衣装をまとっていた。TVでは軍で配属されている牧師らしい。胡散臭いあの戦争ではあるが、とうとう聖職者まで必要になるのか... 代々、彼の国の大統領はポーズかも知れないが、信仰心が厚い。 何かにつけ、「神に感謝を」「神に祈りましょう」 彼の祈る神は「アッラー」でない事だけは確かなようだが、「キリスト」であるかどうかも最近は疑念を持っている。 うろ覚えでは、「汝の隣人を愛せ」と言ったり、「右のほほを打たれたら、左のほほをだせ」と言ったのがキリストではなかったか、慈愛に満ちた生き方を勧めるのがキリスト教ではなかったのか。 しかしながら、彼の国のキリストは少々懐が浅いようだ。 砂の嵐の中の隣人を殺戮するために自らの同胞を送り込む事をよしとしているらしい。 あれだけの人数と弾薬を賄う、財力があれば、数え切れない隣人を救えるはずなのに、苦しみや戦火をもたらすために、軍隊を差し向けている。 んー、なぞだ... 彼のキリストは破壊と血が好きらしい。 同じキリスト教にこんな祈りもあると言うのに... フランチェスコの平和の祈り 主よ、わたしを平和の器とならせてください。 憎しみがあるところに愛を、 争いがあるところに赦しを、 分裂があるところに一致を、 疑いのあるところに信仰を、 誤りがあるところに真理を、 絶望があるところに希望を、 闇あるところに光を、 悲しみあるところに喜びを。 ああ、主よ、慰められるよりも慰める者としてください。 理解されるよりも理解する者に、 愛されるよりも愛する者に。 それは、わたしたちが、自ら与えることによって受け、 許すことによって赦され、 自分のからだをささげて死ぬことによって とこしえの命を得ることができるからです。 アッシジのフランチェスコ ...
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