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■ キャッチボール
−−ほら、この愛のカケラを放り投げて −−君が構えるグローブ(ミット)まで
取り出して握りしめてみる ジーンズの後ろに突っ込んだボール(ポケットのボール)
さあ、始めよう、僕らのキャッチボールを 少しずつ何かを伝えていくのさ
僕たちの後ろに長く伸びる影も 君のそのぎこちない投げ方も ミットに当たる音さえも少しずつ この世界に溶けていくんだ
しっかりと 受け取ったら すぐに投げ返してよ ゆっくりと 放物線を描いて 空気を切り裂くよ めっきり 見なくなった子供達を思いながら やっぱり そうだったんだと一人で納得してみたり はったり を誰彼となくかましてみたり ぱったり 誰かと出会ってみたり
ちゃっかり な君はそれだけでチャーミング まったりと 二人でまどろんでみて はっきりと 僕はそう思うんだ くっきりと 空に浮かんだ雲を遠目に眺めながら てっきり これは幻なのかと疑ってみたり かっちり 想いを確かめてみたりしたくて きっかり 夕方3時に待ってるよ いつもの場所で
ボールとグローブを持って いつもの場所で 君とキャッチボールをしよう
−−ほら、この愛のカケラを放り投げて −−君が構えるグローブ(ミット)まで
2001年11月19日(月)
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