�促瓮鵐織�
2002年06月03日(月)  Dear M
恋をして。
あたしはなにかを望んでいたわけじゃない。

オシャレな服を着て、デートをして。
プレゼントをもらって、「愛してるよ」と言ってもらう。
そんなものよりも、
あなたが笑顔をくれるだけで嬉しかった。

無理をして、何かをしてあげようと想う気持ちは少し重かった。



好きな人の笑い声が聞けるだけでよかった。
それだけであたしは何日もがんばれるような気がした。

ううん。実際、頑張れた。

なにかが欲しかったわけじゃない。

ただ、好きだと想う自分自身が幸せだった。




あなたの存在が、あたしの幸せだった。



いてくれるだけで。

あたしは何よりも救われたんだ。



「俺はなにもできない。」

彼はいつもそう言った。

でも、あたしにはいつも支えだった。

何よりも誰よりも頼れる存在だった。



もう戻ることはない。

そんな気がした。


いつまでも踏み切れなかったあたしにやっと、彼の幸せを想う時がきた。
あたしがいることでキズつくのなら、
少しでもキズを減らしてあげよう。
そうして、彼の想うように幸せな時間を過ごして欲しい。
彼の欲しがっていた、あたしのいない自由な時間をあげよう。
それが最大の幸せならば、あたしは必要ない。
彼のキズを癒すのも、彼に笑顔をあげるのも
愚痴を聞いてあげるのも、どこにもあたしの役割はなかった。
何にも役立てなかったあたしは、
遠くで見守る事しかできなかった。


涙を流した分だけ、幸せな時間はたくさんあった。

好きだと言う実感が湧いた。

あなたにたくさんの勇気をもらった。

あなたにたくさんの優しさをもらった。

そうして、あたしもあなたのように、優しくなりたいと想った。


誰よりも一途に人を愛そうと思えた。


あたしもこれから、
また何度も『恋』をするだろう。






あなたへの愛し方はひとつだけ。

永遠に変わらない。













・・・・・ありがとう。 Dear水城 From麻衣
Will / Menu / Past