恋愛とはなんとくだらないものかと思い始めた。
ボクは今まで恋愛というものを勘違いしていたようだ。 今、ボクの中で認識されている恋愛というものは、 相手は好みの範疇に入っていれば誰でもいいものだ。 普通の人が車を選ぶのと同じようなものだ。 そんな事はない!と反論していただいてもけっこうだが。 一般的に言って、恋愛とはそんな神聖なものでもなんでもない。 それは誰もが認める事が出来るだろう。
おそらく、その異性が「相対的」に評価して許容範囲ないなら恋愛対象となりうる。 だから、恋愛はタイミングが重要なのだ。 だから、極端な言い方をすれば相手は誰でもいいんだ。
なんとくだらない事だろうか。 やはり、恋愛とて単なる欲望のはけ口でしかないのは同じ事なのか。 ならば、単純に欲望のはけ口として消費してやるだけだ。
出会い系サイトにまだ出入りし始めたのは正解だろう。 欲望はより純粋に消費されるべきだから、女子高生と出会える手っ取り早い手段を取るのは当たり前だ。 それに、ネットやメールというツールは、より簡単に何の重みもなく人と繋がっていられる。
しかし、絶対など有り得ないこの世界で絶対的な何かを求めるボクにとって、そんな事はどうでもいいことだ。 問題なのは、その絶対へのアプローチの手段であるはずのバイクへの情熱が萎えている事だ。 或いは、心理学と言う専門領域への情熱もまた萎えているという事だ。 いや、言うなれば「何かをする」という事に対して気持ちが起たないという事だ。
もはや、やる気が起きない。 ボクが何か行動を起こしても、望む方向へ物事が進むことは決してない。 ボクがいくら決心しようとも、現実はボクを無視するように全く別の方向へ行ってしまう。 結局は何も実っていない。完膚なきまでに徹底的に、壊滅的に。 もうどうでもいいいか。
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