amatelasuの日記

2002年07月03日(水) 原風景

いよいよ本格的寮生活も始まりました。
昨日など、晩飯を食べるために王将に行っただけで、あとは完全に学校内で生活してました。ついに名実共に学校の住人になってしまった、という感じです。

ところで、ちょいと話題の目先を変えて、相部屋の隣人の話題です。
彼、けっこう好青年です。音楽やってて好青年。
たぶん、いい人だろうと思います。
今日、部屋に女の子の友達が遊びに来てました。なかなか親しそうで、なかなか楽しそうに隣でしておりました。けっこう、社交的でもあるようです。ボクにはとうてい出来ない芸当です。

ボクは、単に女の友達が遊びに来ているだけの話なのですが、親しげな様子が窺えると、殺意にも似た破壊衝動が生まれてきます。たぶん、ボクは異性に対してかなりのコンプレックスを持っているようです。女性に対する意識と行動がかなり屈折してしまったようです。半分は単にボクに甲斐性がないだけの話だろうとは思うのですが、自分の不甲斐なさを分かっているから、余計に屈折してしまう。

自分はどうせオタクだよ。と開き直ることで、どうにかなると思っていた。自己実現なりアイデンティティなり手に入る、いっぱしの大人になれると思っていた。けど、何にもなっていないらしい、って事に最近気付いてしまったようなのです。

現実の女性に相手にされないから虚構に走る。そんな古びてしまったオタク観はそのままボクに当てはまる。現実の対人関係から逃げて、閉ざされた虚構の中に安住を求める。ボクはどうやら、そういうオタクになってしまったようです。最近、すごく社交性のない自分に気付きます。

家庭教師とかいう具体的な社会的役割を与えられれば、それを演じていればいいけれど、相部屋の隣人と言う漠然とした枠組みしか与えられないと、対人接触に対して極端に消極的になる。そのくせ、慣れてくると馴れ馴れしい。少しぐらいの無礼も許されるその関係性に甘える。社会に出て行くにはボクは弱すぎる。

この先、親しい関係になれる女性の数は極端に少ないような気がする。出会いも少ないだろうし、それをものに出来る積極性も持てないだろうし。ボクにとって、もはや女性は恐怖と崇拝の対象と化してしまった感がある。それが今回の日記の結論です。



あと一ヶ月で日記を始めてから一年が経ちます。
ここまで一つのことを続けてこれたのは初めてかもしれなです。
「継続は力なり」と、ここだけは自分を誉めておきましょう。

それにしても、一年経ってえらく堕ちたものです。
でも、まだ底が見えない。もう最低。とか思ってたけど、まだまだ底はあるようです。


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